せっかくの一人暮らしの落ち着ける時間に、賃貸の通気口から風や人の声が聞こえてきたら落ち着くことはできませんよね。
そんな時、「通気口を塞ぎたい」「通気口を防いだら軽減されるかも?」などと思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、賃貸の通気口を塞ぐことは可能なのか、通気口からの音漏れ防止策はあるのかなどについて解説していきたいと思います。
今通気口問題で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそも賃貸部屋の通気口って閉めてもいいものなの?
通気口を塞ぐことも手ですが、通気口を占めてしまえば話が早いと考える方もいらっしゃると思います。
通気口は、外と中の空気の入れ替えをするためのものですが、こまめに部屋の寒気ができるなら、通気口を閉めてしまってもいいのでは?と感じますよね。
賃貸の通気口からの音漏れ時に、通気口を閉めてしまってもいいのかということについてですが、結果からお伝えすると、「通気口を閉めるのは禁止」とされています。
その理由をお話しする前に、まず賃貸にどうして通気口が設置されているのかということを解説していきます。
賃貸に通気口が設置されている理由として、「24時間換気システムの設置がどの物件にも義務付けられている」ことが挙げられます。
近年建てられる住宅の性能は向上しています。このことにより、気密性の高い物件が多くなっています。
その一方で室内の空気がこもりやすくなってしまう傾向があり、空気がこもってしまうことにより、家の中や空気中に潜んでいる「カビ」や「ダニ」、家具などに使われている「ホルムアルデヒド」という物質が室内に充満してしまうのです。
この状態は人体に健康被害を及ぼす恐れがあることから、これらの状態や被害を防ぐことができるように、最初にお伝えした「24時間換気システム」の設置が義務付けられることになりました。
この観点から賃貸の通気口を閉めてはいけないとされているために、通気口からの音漏れなどがあることにより一時的に閉めることがあったとしても、すぐに開ける必要があります。
賃貸の通気口は基本に開けっ放しにしておくことが推奨されているのです。
賃貸の部屋の通気口の音漏れ対策は?
前章で、賃貸の通気口は閉めることはできないということがわかりましたが、「通気口を閉める」ということが難しい場合に、「通気口を塞ぐ」ということができたら、音漏れは改善されるのでしょうか?
そもそも、賃貸の通気口から風や人の声が漏れてくる場合、その通気口には防音対策がされていないということがわかります。
そして、外の音が入ってくるということは、室内の音も外に漏れてしまっている恐れがあります。
そこで、賃貸の通気口を塞ぐことにより、防音効果が期待できるものがあります。
それは、「ポリウレタン製の防音パイプ」です。
このポリウレタン製の防音パイプは以下の特徴があります。
・柔軟性があるため、どのような通気口にも設置可能
・はめ込むだけの簡単な取り外しができ、使い終わったら捨てることができる
・安く手に入れることができる
・素材上、劣化しにくいため、長持ちする(数年ほど)
・設置の際の工事は不要
商品により、大きさや厚さに違いはあるものの、防音性もあり、つけない時よりは音が気にならなくなるでしょう。
また、工事も不要で、使い終わったらゴミとして簡単に捨てることができるため、取り扱いやすい点も嬉しいポイントですよね。
また、設置の際に、ほこり取りのフィルターと組み合わせると防音と清潔面で両方の対応が可能なので、合わせて使うのもおすすめです◎
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、賃貸の通気口からの音漏れについて、防音対策などについて解説していきました。
この防音対策を試していきながら、ストレスのない生活を送ることができたらいいですね。