「アパートの外壁工事を行います。」
そんなお知らせが届いたら、ちょっと慌てますね。
ベランダに物干し竿や植木を置いているけど、どうやってしまおうか?
窓だってずっと閉め切らなくてはならないかも…洗濯物はどうしたらいい?
かつて大規模な外壁工事を経験した私が、その心配にアドバイスさせて頂きますので、少しでも参考になればと思います。
外壁工事のお知らせをよく読んで準備をしよう
外壁工事は、建物の規模にもよりますが、通常14日間から1ヵ月ほどかかります。
その外壁工事予定日の2週間ぐらい前までには、書面で工事のお知らせが各お部屋の郵便受けに入ります。
また、工事関係者がていねいに説明に来ることもあります。
また、同時にアパートの共用部分にある掲示板にお知らせが張り出されるケースもあります。
このお知らせはとても大事ですので、普段、掲示板を見ていない人もこちらを見た後は、意識して見るようにしてみてください。
忙しい方もお知らせの中で、少なくても工事の予定と注意事項だけは、頭に入れておきましょう。
たいていの場合は、
- ベランダに置いてあるものを室内に入れる、
- 洗濯物は外に干さない
- ある期間は窓も開けない
と書いてあります。
ベランダに置いてある、物干し竿、植木、物置、掃除道具などは室内に入れましょう。
物干しは長くて部屋に入れにくいですが、窓にそって新聞紙を敷いてその上に置くのが安全です。
基本的には網戸も中に入れます。これはもう窓に立てかけるように置くしかありませんね。
網戸の外し方が分からないという方は、外壁工事会社の方にそのことをお伝えして、やってもらうなど何らかの対処が必要です。
高圧洗浄の期間は窓をビニールシートで養生するので、窓を開けることはできません。
その他の期間でも、ベランダ内や足場を作業員さんが行き来するので、窓は開けず、レースのカーテンを閉めておくのが安心です。
外壁の工事期間中の洗濯物はこれで安心⁉
窓も開けられないなんて、息苦しくなりはしない?
そんな心配はいりません。
冬ならどの家でも窓は閉め切っていますけど、息苦しくなることはありませんよね。
時々、換気をすることはできるし、カーテン越しに日差しも入るので、真っ暗な生活をすることもないわけです。
問題は洗濯物ですね。
基本的に工事期間中は、ベランダ干しはできませんので、私が試行錯誤してやってみたのは次のような方法です。
・事前に洗濯
あらかじめシーツやスウェット、足ふきなど、大物は洗濯を済ませておきましょう。
干す場所が必要な大物は、事前に洗って乾かしておけば安心です。
できれば布団も干しておきたいですね。
・室内干しする
一人暮らしだと通常、一部屋しかありませんので、室内に洗濯物を干す場所はどうしても限られてしまいます。
でも期間限定で、部屋の中に洗濯ロープを張って、一時的な物干し場を作りましょう。
賃貸住宅だと勝手に壁や天井に釘を打つと退去するときに修理代を請求されますので、カーテンレールやスチールの本棚などを利用するなどの工夫が必要です。
この工事の期間だけですから、見た目が悪いのは我慢して、お友達が来ると言っても事情を話して、外に洗濯ものが干せるようになった後日にしてもらいましょう。
洗濯物の生乾きの臭いが気になるときは、部屋干し用の洗剤を使うことで、かなり臭いは防げますよ。
コインランドリーやクリーニングを利用する
近くにコインランドリーがあれば積極的に使いましょう。
洗濯から乾燥までできるものもあり、全部お任せでも1回1000円以内です。
大事な洋服なら、クリーニングに出すのもいいですね。
多少お金がかかりますが、洗濯物が乾かない、部屋の中の洗濯物が気になるとイライラすることなく、快適に過ごせます。
窓も開けられない2週間は確かに大変でした。
でも工事が終わってビニールシートが撤去された後、マンション全体がとてもきれいになったのは嬉しかったです。
賃貸の場合は、借りている側になるため
「私の都合で工事をこの時期にしてください。」
と言えないのは辛いところですね。
でも工夫次第で、それほど不自由せずに乗り切ることができます。
まとめ
アパートの外壁工事期間中は、ベランダに置いてある物干し竿などは室内にしまいましょう。
基本的に窓は閉めてレースのカーテンを引いておきましょう。
洗濯物は室内干しが基本ですので、大物は事前に干しておきましょう。
一時的にコインランドリーやクリーニングを利用することで、イライラすることなく、快適に過ごせる発見が見つかるかもしれません!
ベランダに洗濯ものが干せないという悩みに対して、上手に対処して、工事期間を乗り越えましょうね。