アパートの外壁が古くなると補強し、きれいにするために外壁工事をすることがありますね。
建物をきれいに丈夫に長持ちさせるためには必要な工事です。
でも賃貸で入居中だと、「えっ、そんなー。何も今やらなくたって。」と思ってしまいます。
外壁工事は1~2週間、長いと4週間ぐらい建物全部にカバーをかけられ、息苦しいような生活をしなければならない気がするからですね。
それなら、この期間をうまく乗り切り、ストレスをためない工夫を考えてみましょう。
外壁工事の前にしておきたいことは?
外壁工事をするときは、たいてい工事関係者の方が1軒ずつ訪問して説明をしてくれます。
留守がちな部屋にはお知らせを入れておいてくれることもあります。
少なくてもアパートの掲示板にはお知らせが張り出されますから、このお知らせを見逃さないようにしましょう。
工事の期間やいつどの作業をするかを知っておくことは大切です。
工事が始まる前にベランダを片付け、網戸を外すなどの作業が必要なので、計画的に準備をするのが賢明です。
前日にやろうと思っていたら雨が降ってどうにもならないといった事態は避けたいものですね。
洗濯物を外に干せなくなるので、あらかじめバスタオルやシーツ、足ふきマットなどの大物を洗っておくのもいいでしょう。
足場を組む時や高圧洗浄する日、足場を撤去する時はかなりの振動や騒音が予想されます。少なくてもこれらの日は外出するとか、お客さんを呼ばないなどあらかじめ予防策を考えておきたいものです。
外壁工事期間中の過ごし方は?
工事中はどうしても音や振動、それに作業員さんの動きなどで落ち着かない気持ちになるものです。
特に騒音や振動の大きい日には、作業時間内は外出するなど家の中に閉じこもりきりにならない工夫をしましょう。
お子さんがいる家庭なら、児童館や公園で遊ばせる、大人だけなら、図書館や市民館のフリースペースなどを利用するのもいいですね。
外出するのが無理な場合は、ヘッドホンでお気に入りの音楽を聴くのも一手です。
もちろん訪問客が予想されるときは、事情を話して別な日にしてもらいましょう。誰だって窓を閉め切り、うるさい音のするところで会話を楽しみたいとは思いませんよね。
基本的に洗濯物は部屋干しになりますが、この時だけは部屋干し洗剤を使って爽やかな香りを楽しみましょう。家族が多い人はコインランドリーを利用するのもいいですね。
作業員の方には気軽に挨拶をして、意思の疎通を図りましょう。知らない人だと、部屋を覗かれているような気がして嫌な気分になりがちです。
でも「おはようございます。」「ご苦労様です。」といった挨拶をしておくと、「お任せください。」といった返事が返ってきて、覗き見をするような人ではないことが分かってほっとするものです。
それでも、作業員さんが休憩中にたばこの吸い殻を辺りかまわずに捨てている、昼休みに車のクーラーをかけっぱなしで昼寝をしているなど、気になることが続くようなら工事会社に連絡するのが得策です。
言い合いになって問題がこじれることは避けたいところです。
外壁工事は1~2週間長くても4週間ぐらいです。ずっと続くわけではないのでこの期間だけと思って、できるだけの工夫をしてストレスをためないようにしたいものです。
シートが外されて見違えるほどきれいになったアパートを見るのは悪くないですね。
まとめ
アパートの外壁工事中は次のようにしてストレスをためないようにしましょう。
- 工事の予定を把握して前もってできることを済ませる。
- 特に騒音や振動がひどいときは、できるだけ外出する。
- 洗濯物が干せない時は部屋干しやコインランドリーを利用する。
- 作業員さんと意思の疎通をして気持ちよく作業をしてもらう。
- 問題が長引きそうなら工事会社に相談する。
多くの人が外壁工事中をうまく乗り越えて、きれいになったアパートで快適な生活を続けることを期待しています。