日々の癒しとなるペットの存在。
猫を飼いたいために、ペット可の物件に引っ越した方も、気になるのは退去時の費用なのではないでしょうか？
飼育や、生活に気を使っていても壁にひっかき傷がついてしまったり、匂いがついてしまったなど、クリーニング費用が心配になりますよね。
「飼いたいけど高い待機費用になるんだったら厳しいかな・・・」
と夢の猫との同居をためらってしまったり、諦める方も多いと思います。
そこで今回は、賃貸で猫を飼う時の退去費用の相場について、また、少しでも退去費用を安くする方法はないか？ということについて解説していきたいと思います。
迷っている方などは、ぜひ参考にしてみてくださいね！
ペット可の物件で、猫と暮らす際の退去費用の相場はいくら？
退去費用を算出する上でまずは、退去費用とは借りた部屋を退去する際に発生する建物の状態に応じた修繕費用などのことをさすことを理解しておきましょう。
そしてこれらは、「故意過失」の範囲によって金額が大きく変化します。
一般的に「原状回復費」といって敷金を支払っていればその範囲内でクリーニング費用として賄われるものになりますが、賃借人の「故意過失」のレベルの状態によりその費用に上乗せされていきます。
ペット可の物件は、もともと敷金の設定が高くされている場合がほとんどになります。
その理由としては、壁紙の損傷などがあらかじめ予想されることであるためです。
そして、気になる「故意過失」についてですが、ペットによる建物の傷、臭いなどの修繕費の負担は賃借人にあるとされていることがほとんどです。
退去費用の相場、内訳は下記の通りになります。
①引っかき傷が多いとされているフローリング
1m2あたり約3.000〜8.000円となります。
全て張り替えるのか、部分的に張り替えることが可能な箇所なのか、その不動産会社によって異なるので、確認していきましょう。
②引っ掻いたり、かじることによりできる傷が多いクロス（壁紙）
猫の習性上、引っ掻いたり、かじったりしてしまうことは良くあることであり、しょうがないことですが、これらの負担先も賃借人となります。
1m2あたり約1.000円〜となります。
また、このクロス（壁紙）に関しては、引っかきなどの目で確認できる傷や村荘だけではなく、臭いなどからでも請求される場合がほとんどとなります。
ペット可の物件の退去時の修繕方法や節約方法を紹介！
前章では、退去費や、修繕時の費用の相場について紹介していきました。
その中で取り上げたフローリングやクロス（壁）の修繕方法や、節約方法があれば知りたいですよね。
事前に防ぐことができたら、対策をしなかった場合の待機費用よりも軽減は期待できるでしょう。
ここからは、それぞれの対策を紹介していきます。難しいことではないので、ぜひ参考にして、実践してみてくださいね。
【フローリング編】
カーペットを敷くと、床やフローリングに直接傷がついて交換するという自体にならなくて済むでしょう。
また、タイルカーペットのように好きなように取り外しできるものを選ぶことによって、汚れた箇所のみ取り外して洗うことができたり、簡単に買い換えることもできるのでおすすめです。
【クロス（壁）編】
引っかきに関しては、引っ掻いてもいい場所をしつけで教えていきましょう。
引っかきやすい素材のものを用意したり、一つ満足して行える場所があることにより、いたるところで引っ掻いてしまうという自体を防ぐことができるでしょう。
臭いに関しては、こまめに拭き取ったり、掃除をすることが大切です。
また、ペットの臭いは飼い主ではなかなか気づきにくいものでもあるため、定期的に体を洗っていくと臭いの染み付きを防ぐことができます。
大切なペットのお世話・管理も、飼い主にとっては大切なことであるといえるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか？
ペット可の物件で猫と暮らす際の退去費の相場や、修繕費などの節約方法についての疑問は解消されましたでしょうか？
人間も猫も、ストレスを感じることなく過ごしていきたいですよね。
あらかじめ退去費用の相場を知っておいたり、自分ができる節約方法を試すことによって穏やかに過ごすことができるでしょう。
少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
