引越しをするなら、隣近所の方々に挨拶に行くのがいいですね。
最近は、タオルやティッシュなどのちょっとした粗品を持って行く人が多いようです。
でもいちいちデパートへ行ってラッピングしてもらうのは面倒ですよね。
自分でラッピングしようと思う人がいても不思議ではありません。
そこで自分でラッピングするのは失礼にならないか、また自分でラッピングするならどんなことに気を付けるのがいいかを考えてみました。
挨拶の粗品はどんなものを選んだらいい?
まず、粗品ですが、どんなものを選んだらよいかを考えてみましょう。物によってはラッピングの仕方も考える必要があります。
- タオル、ティシュ、洗剤、ラップなどの消耗品。
- 自治体指定のゴミ袋。
- 紅茶、緑茶、米などの食品。
値段はもらった人が負担にならない500~1000円ぐらいが適当です。留守がちな人が多いことが予想される場合は郵便受けに入る大きさのものがいいですね。
ラッピングはどうする?気を付けることは?
さてこのご挨拶のための粗品をラッピングするには、デパートや専門店に頼んできっちりと包装してのしも付けてもらわないといけないのでしょうか?
私が知る限りではのしにこだわる人は少なくなっていますし、自分でラッピングしたものは失礼だと思う人はほとんどいません。
また最近は過剰包装を嫌う傾向にあって、ごく簡単に一部分だけに包装紙を掛けたお届け物も多いです。
以前、引っ越しの挨拶に来られた人が、箱ティッシュ5個をさっと差し出して、「隣に越してきた○○です、どうぞよろしく。」と言われたことがありました。
のしはついていませんでしたが、むしろ5個のティッシュにぐるぐるとのしを付けるのは大げさすぎますよね。
私はすぐにも使えるものを頂いたので助かったと思いました。大きなティッシュならそのまま渡されても不愉快な気持ちにはなりませんね。
もちろんこんな場合は名前をはっきりと名乗ることは必要です。そうでないと新しく来た人の名前を覚えられないままだったということになりかねないからです。
ラッピングの方法はいくつもあります。
文房具店で専用の包装紙やのしを買うのもいいですし、ラッピング専門店ならば包装紙や包装用の紙袋もあります。
それにシールになっているのしなどもあります。のしをかけにくい物でもちょこんと貼るだけなので便利です。
最近は100均にものしや包装紙がたくさん売っています。これを利用すればコスト削減に役立ちます。
バレンタインのプレゼントではありませんから、ごく簡単に包装紙も小さめにすっきりとまとめるだけで十分です。
気を付けたいことは、引越しの挨拶に持って行くものは、できるだけのしをかけたほうがいいということです。のしをかけにくい物にはシール式でもいいでしょう。
隣近所の人に「今度引っ越してきた人は○○さんだ。」ということを覚えていただきたいわけですから名前はぜひ書いておきたいのです。
特にマンションなどでは部屋にも郵便受けにも名前を書かない人が多くなっています。引っ越しの挨拶の時に名前を印象付けておくことは大事なのです。
挨拶の時に名乗ればいいと考えがちですが、やはり書いたものがあった方が記憶に残りやすいし確実です。私は以前「伴藤さん」と思っていた人が実は「坂東さん」だったということがありました。幸い実害はありませんでしたが、名前を書く機会でもあったら失礼するところでした。
まとめ
引越しの挨拶のための粗品を自分でラッピングするのは問題ありません
引っ越し挨拶にふさわしいタオル、ラップ、洗剤、ティッシュなど500~1000円ぐらいの粗品を自分で包装紙や専用の紙袋などを買ってラッピングしましょう。
近所の人に名前を覚えてもらうために、名前を書いたのしを付けるのがお勧めです。
引越しの挨拶はスマートにこなして、近所の人たちとも友好的な関係を保ちたいものですね。