一人暮らしをするとき、一番気になるのは生活費がいくらかかるかということですよね。
特に変動しやすい食費は上手にやればかなりの節約ができます。
そこで誰でも考えるのは冷凍食品を活用しようということかもしれません。
でも本当に冷凍食品を買うと節約になるのでしょうか?
ここでは、冷凍食品の値段を調べて、確実に節約するコツを紹介します。
冷凍食品は本当に安いの?
冷凍食品は使う分だけ解凍して食べるので、無駄がなく節約になりそうですね。
でもそれは調理済みで解凍するだけで料理の一品になるものと、素材のみの冷凍品かで違ってきます。
調理済みの冷凍食品の一例を紹介します。
- 鶏唐揚げ 117g 208円
- コロッケ 168g(小6個)178円
- 餃子 12個 178円
- ハンバーグ (5個 120g)178円
これらの食品はすぐに食べられるし、食べる分だけ解凍すればいいので、一人暮らしにはちょうどいいのですね。
でも自分で鶏肉を買ってくると仮定すると、鶏肉は100g100円ぐらいで買えます。
コロッケ、餃子、ハンバーグに使う挽肉も100g約100円です。
またそれぞれ必要なジャガイモや玉ねぎも1個50円ぐらいで買えます。
揚げ油や調味料を入れても、自作なら冷凍食品の半額~2/3ぐらいのお金で作れるわけです。
ですから出来合いのお惣菜を買うよりも、冷凍食品はお得ですが、自分で作ればもっとお得にできるわけです。
冷凍の食品素材ならどうでしょうか。一例を紹介します。
- ブロッコリー 140g 98円
- ほうれん草 110g 98円
- インゲン 200g 148円
- コーン 250g 137円
季節にもよりますが、ブロッコリーは一株190円ぐらいしますし、ホウレンソウは一把200円ぐらいします。インゲンやコーンもそれなりの値段ですから、冷凍食品の方が安いぐらいですね。
下茹でして冷凍した素材の場合は、洗ったり、切ったりする手間がかからないので便利ですし、一人暮らしで少量あればいいのに大袋を買って腐らせることもないので、経済的です。
このような素材の冷凍食品は、利用価値が十分にあり、節約にも役立つと言えます。
本当に食費を節約するにはどうしたらいい?
毎日外食したり、出来合いのお惣菜を買って来たりすることを考えると、冷凍食品は利用価値があり、節約にもなります。
でもさらに、節約を目指すには、冷凍食品の内でも素材食品を買うのがいいですね。
もっと節約をしたければ、肉、魚、野菜などを安いときに大量に買って、下ごしらえをしてから冷凍するのが一番です。
業務用スーパーならば、鶏胸肉が100g60円ぐらいとかなり安く買えます。豚、牛でも市販の半額ぐらいで買えます。
こうした肉を一回分ずつ切り分けて、密封してから冷凍室に入れておけば、自家製冷凍食品ができるわけです。必要な時に解凍して料理するならかなりの節約になります。
ハンバーグなどは一度にたくさん作って、やはり一回分ずつ密封して冷凍しておけば、欲しいときにすぐに解凍して食べられるし、お弁当のおかずにも大活躍です。
自家製冷凍食品を冷凍庫に入れておけば、いつでも短時間で美味しくて安い食事ができるので、節約には最適です。
野菜などは下茹でして、冷凍庫に入れておくと無駄がなくていいですね。もっとも冷凍の素材の方が安いものもあるので、買って来るのもありです。
冷凍食品は買うばかりでなく、自分で冷凍することも含めて上手に使って豊かでお得な食生活をしたいものです。
まとめ
一人暮らしの食費の節約には冷凍食品を使うのはいい方法です。
出来上がった冷凍食品よりも素材の冷凍食品の方が安くなります。
さらに節約を目指すなら、自分で素材を買って、小分けにし、下ごしらえをしてから冷凍するなら、コスト削減と料理の労力の両方を節約できるのでお勧めです。