80歳の高齢者でも一人暮らしで賃貸を借りる方法はある?実際はどうなの?

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最近日本人の平均寿命は長くなりました。

高齢者でも元気に暮らしている人も多いですね。

でも一人になったので、自宅を処分して賃貸アパートを借りようとすると、あるいは、もともと一人暮らしだったけれどいろいろな都合でほかの場所にアパートを借り換えようとすると、新しいところがなかなか決まらないことがあります。

80歳ともなると希望の物件が見つからないということもよく耳にします。

そこで、まだまだ元気な80代の高齢者の方が賃貸を借りるにはどうしたらいいのか、また実例はあるのかご紹介致しましょう。

 

80歳の高齢者の一人暮らしで賃貸を借りる方法は?

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高齢者の方、特に一人暮らしの人が賃貸を借りにくくなるのには3つの理由が考えられます。

  • 高齢者の場合年金暮らしになっている人が多く、大家さんは貸借人が家賃を払えないことを心配する。
  • 大家さんは一人暮らしの高齢者が健康を害してもお世話する人がいないと孤独死の心配もあると考える。
  • 保証人がいない場合には家賃保証会社を頼むことがありますが、この審査は70歳ぐらいから急激に通りにくくなるので、契約の時に保証人を立てることが難しくなる。

 

この三点をクリアできれば80代の一人暮らしの人が賃貸を借りることもできるはずです。

そこで具体的な方法を考えましょう。

①不動産屋さんにあらかじめ高齢の一人暮らしだが入居希望を受け入れてくれるか問い合わせてもらう。

これはと思う物件でも大家さんが高齢者に貸したくない場合はあまり希望が持てません。あらかじめ高齢者OKの物件を探してもらいましょう。

 

②契約申し込みの時点から、近くに住む親戚やケアワーカーさんなどと一緒に行く。こうすることで、お世話する人がいることをアピールし大家さんに安心してもらうことができます。

 

③確かな収入のある人に保証人を頼む。これも非常に重要です。保証人になる人も年金生活者だった場合、やはり金銭面で安心感がないのですね。

 

④年金、預貯金が十分あることを提示する。ある程度預貯金があれば家賃の滞納の危険が少ないことを理解してもらえます。

 

⑤保証人の要らないUR賃貸住宅に申し込む。この場合は厳しい審査はないので申し込んでみるのはいいですね。

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80歳以上で賃貸契約ができた実例はあるの?

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私の周りにも80歳以上の一人暮らしの人で賃貸を借り換えた人がいます。非常にうまくいった例としてご紹介します。

83歳の女性ですが、ご主人と一緒に賃貸の戸建てに住んでいました。ご主人が亡くなり、大家さんは老朽化した家を解体したいので退去して欲しいと言われました。

そこで不動産屋さんを通して、一人暮らし用の賃貸物件を探しました。

それまで住んでいたところから遠くに行きたくないという希望を伝えて、不動産屋さんが懸命に探してくれた結果、すぐそばにちょうど良い戸建ての賃貸物件が見つかりスムーズに契約ができました。

  • 不動産屋さんが非常にうまく働きかけてくれて、高齢者の一人暮らしの人でも受け入れる物件を見つけてくれたこと。
  • ご主人の年金のほかに自分が働いた分の年金があり金銭的に安定していたこと。
  • 市内に息子さんが住んでいて、すぐに連絡がつくこと。

 

以上のような好条件があったことと、元の大家さんも好意的で賃貸契約の初期費用や引っ越し費用も出してくれたことで、スムーズに引っ越しとなりました。

 

もう一人は85歳の一人暮らしの女性ですが、やはり大家さんの都合で引っ越すことになりました。

地元の不動産屋さんを通して近所に良い物件が見つかりました。この人の場合は、次のようなことが幸いしました。

  • 大家さんが高齢者でもいいと言ってくれたこと。
  • 市内に住む妹夫婦が賃貸申し込みの時から同行してお世話する姿勢を見せたこと。
  • 遠方に住んでいるが、現役で働いている弟が保証人になってくれたこと。

この2例を見る限り、80代の一人暮らしでも賃貸を諦めることはないことが分かりますね。

特に不動産の動きが少ない時期は借りやすいので狙い目です。

 

まとめ

80歳の高齢者の一人暮らしでも賃貸を借りる方法はあります。

高齢者にも貸してくれる大家さんの物件を探すこと。

近くに支援する人がいること、金銭的に問題がないこと、しっかりした保証人がいることなどは賃貸契約を進めるのに有利になります。

諦めずに良い賃貸を捜して、明るい毎日を送りたいものですね。

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