一定期間の間の家賃が無料になるというお得な「フリーレント物件」。
このお得さで入居したはいいものの、何かしらの事情により入居時に解約・退去することとなった場合の退去費用はいくらになるのでしょうか？
契約直後の解約は、この「フリー連と物件」以外でも原則は禁止されていますので、違約金が発生することが多いです。
今回は、「フリーレント物件」での契約直後の解約時の違約金について、いくらかかるのかという疑問を解消していきたいと思います。
フリーレント期間に解約はできるの？
結論からお伝えすると、「フリーレント期間内の解約は可能」です。
しかし、フリーレント物件を利用する人は、「家賃が一定期間の間無料になる」というお得な理由から入居を決めている方が多いと思いますが、その逆で違約金が発生してしまうので、高い出費が見込まれるでしょう。
フリーレント期間内の解約はできますが、この「違約金が発生する」という点が、フリーレント物件を契約する際のデメリットとなります。
また、このフリーレントの入居期間だけでなく、契約期間内の退去について基部しい物件などの場合には、このフリー連と期間内の違約金だけではなく、契約期間内の違約金も合わせて発生してしまう可能性も無きにしも非ずであるといいます。
次章で、違約金の相場などについて解説していきたいと思います。
フリーレントで入居した物件の解約の違約金はいくら？
ここからは、具体的なフリーレント期間の解約の違約金の相場を確認していきたいと思います。
フリーレント物件の期間中の解約（退去）時の違約金の算出方法は、「フリーレントでの家賃が無料の期間 × 家賃」であることが多いでしょう。
おおよその物件は、フリーレント1〜3ヶ月分であることが多いので、家賃が7万円の物件であれば、7〜21万円であるということがわかりますね。
無料になるはずだった期間の家賃の支払いが一気に降りかかることとなります。
フリーレントがつく物件の理由は様々ですが、新築などの家賃が高い物件を契約した場合には、違約金が高くなってしまう恐れがあります。
※物件により、金額は異なります。例として、「入居期間が○ヶ月であれば家賃△ヶ月分」などあらかじめ決められている場合もあります。
また、決められているという条件の他に、その物件の状況や、ケース（場合）によって様々ですので、しっかりと賃貸契約書を確認していきましょう。
解約時の違約金などの説明書きが必ずされていますので、事前に確認しておくと安心です。わからない場合には、しっかりと不動産会社の方に聞くなどをしていきましょう。
フリーレントとして無料の家賃の金額よりもはるかに上回る違約金の支払いが必要であるということがわかりますね。
契約期間中のやむおえない理由があり、すぐに待機をしなければならないということがない限り、契約期間（フリーレントの期間内）の引越しは避けることが賢明でしょう。
退去の時にだけではなく、この時に支払うお金が次の物件の契約や初期費用の支払いの際に大きく響くこととなってしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか？
フリーレントの期間に解約はできますが、無料になるはずの期間の節約ができないどころか、その額を上回る違約金を支払わなければいけないということがわかりましたね。
契約直後の解約や、決められた期間が無料なフリーレントなどの条件付きでの物件解約は、お金がかかるという他に、大家さんや不動産会社の方への迷惑となってしまいますので、やむおえない理由がない限りしないほうがいいでしょう。
また、契約時にしっかりと入居の期間や、違約金などの確認をしておくことも大切ですね。
