道路沿いの物件に住んでいる方の中には、車などの騒音に悩まされている方が多いのではないでしょうか。
毎日過ごす家で騒音がするというのは想像以上に辛いことだと思います。
調べたところ、外からの騒音のせいで寝不足になったり、ストレスによる頭痛が起きたりなど生活に支障をきたしている方も多くいました。
持ち家の場合は窓を二重窓に変更するなどの対策ができますが、賃貸物件だとそういったリフォームなど、部屋に手を加えることは禁止されている場合が多いですよね。
ですが、賃貸物件でも簡単にできる騒音対策はあります！
騒音が入ってくる大きな原因は窓です。
今回は窓からの騒音を抑える方法を中心にご紹介しますね！
騒音対策のポイントは「窓」！
外からの音は家のあらゆる場所から入ってきますが、その中でも騒音の大きな原因となっているのが窓です。
まず、窓からの騒音を防ぐ方法をみていきましょう！
・防音カーテンをつける
防音カーテンは普通のカーテンよりも生地が分厚く、音を遮ることを目的として作られています。
学校の音楽室のカーテンを思い出してもらえれば、ピンとくるかもしれませんね。
普通のカーテンと同じように取り付けるだけなので、大変な作業もなく簡単にできる騒音対策です。
ただし、カーテンに隙間があるとそこから音が入ってきてしまうので、できるだけ隙間を作らないようにしなければなりません。
窓の大きさより少し大きめのカーテンを選んで、窓を完全に覆えるようにしましょう。
ここで一つ注意したいのが、窓とカーテンはぴったりくっつけないということです。
窓とカーテンを少し離して「空気の層」があるほうが防音の効果が高いそうです！
・窓の隙間に防音テープを貼る
窓のわずかな隙間からも外の音は入ってくるので、防音テープを貼って隙間を埋めることで騒音を防ぐことができます。
特に築年数の古い物件は窓に隙間があることが多いです。
普段から隙間風が気になるという場合は音も入ってきていることになりますので、ぜひ試してみてくださいね。
・窓に防音シートを貼る
防音シートとは防音を目的とした窓用のシートのことです。
窓に合った大きさにカットし、貼りつけることで防音効果があります。
透明のものであれば窓に貼っても違和感がなく、インテリアの邪魔にもなりません。
ただし、材質や厚さによって効果が変わってくるので、選ぶときには注意が必要です！
・賃貸用の内窓をつける
今回調べていると、「賃貸内窓」というサービスを行っている会社を見つけました。
賃貸物件でも傷や穴を残すことなく内窓を取り付けられるそうです。
自分で行う対策と比べるとコストはかかりますが、内窓をつければ窓が二重になるので、騒音対策として効果は高そうですね！
取り付けや退去時の撤去も行ってくれるので部屋を傷つける心配もなさそうです。
窓以外の場所の騒音対策は？
外の音が入ってくるのは窓からだけではありません。
次に、窓以外の騒音対策をご紹介します。
・換気口を塞ぐ
マンションやアパートには必ず換気口がありますが、ここから外の音が入ってきます。
換気口に取り付けて音を吸収する「防音パイプ」や、換気口にカバーをする「レジスター」を使用することで騒音対策になります。
ただし、これらを使用する場合も部屋の換気はしっかりするようにしてくださいね。
・騒音がする壁際に大きな家具を置く
本棚やタンスなどの大きな家具を置くことで音を遮断する効果があります。
先にお話したカーテンと同じように、壁にぴったりつけるのではなく、少し壁から離して設置することがポイントです！
まとめ
道路沿いの賃貸物件でもできる騒音対策についてお話しました。
今回ご紹介した方法は、どれか一つだけやってみても効果は薄いかもしれません。
それぞれを併用することでより高い効果を発揮するので、ぜひ参考にして試してみてくださいね。
少しでも騒音に対する悩みを減らすことができれば幸いです。
