新社会人となり、念願の1人暮らしが叶った方、上京し、新しい土地、新しい環境での生活に楽しさ、大変さを感じている方も多いのではないでしょうか。
初めての1人暮らしの方は、理想の間取りや周辺の環境などにこだわりたいところですが、一番大切なのは「家賃」ですよね。
家賃は立地や周辺環境の充実さ、間取り、築年数などにより大きく変化します。
自分の収入の中でどれだけ家賃に当てられるのか、生活できる範囲内で決定することが重要であるといえます。
ですが、自分の支出の把握や、まだ使用していない光熱費の計算など、家賃を決めるにあたり、やりくりや計算が難しいと感じる方も多いのではないのでしょうか。
そこで今回は、結婚やマイホーム購入を検討する前の世代、つまり新社会人20代の平均手取り額から家賃相場を算出するための方法、例を用いて説明していきます。
簡単に、順を追って解説していきますので、自分の適性家賃額を一緒に見つけていきましょう。
自分のライフスタイルを考える!(支出把握)
まず「支出」とは何か?
生活する上で、必ず支払わなければいけないお金のことをさします。
○具代的には・・・
・水道光熱費 (ガス、水道、電気)
・食費
・通信費 (インターネットや携帯など通信関係)
・交際費 (交友関係)
・交通費
・医療費
・その他 (贅沢品)
「食事にこだわりたい」「娯楽は削らずプライベートを充実させたい」など、
人によってどこにお金をかけるのか、生活の仕方はさまざまですよね。
自分はどこにお金をかけたいのか、どういう生活を送りたいのかなど、まずは「どこにどれくらいのお金を使うようにするのか」を考え、数字に起こしていく必要があります。
ここからはわかりやすいよう実際に数字を用いて例をあげながら説明していきたいと思います。
◎20代の平均手取り額 →「男性21〜23万円」「女性20〜22万円」
手取り22万円の男性の場合
・食費 3万円
・通信費 1万円
・交際費 3万円
・交通費 1万円
・医療費 1万円
・その他 3万5千円
ここから、1ヶ月の月支出額の合計は「13万5千円」ということがわかり、これで支出算出ができました。
いよいよ家賃の額を出していきましょう!
1ヶ月の支出額の算出ができたら、いよいよ自分がいくら家賃にあてることができるのかを明らかにすることができます。
そのための方法は
「1ヶ月分の収入から1ヶ月の支出額を引く」です。
簡単ですよね!
例で考えてみると
22万円 ー 13万5千円 = 8万5千円
「8万5千円」が手元に残ることがわかりました。
でのすので、この中から家賃が組めるといえます。
※しかし、生活費は節約をしたり、使いすぎてしまったりなど、月によって多少前後するものです。
貯金をしたい場合や、もしものためのお金を考えるなら、残りの全額で家賃を考えるよりもそこから少し低い額で家賃を見積もると安心でしょう。
(冠婚葬祭のお金も含まれておりません。)
→「手取り15万円 一人暮らし」について書いた新しい記事へのリンク
まとめ
いかがだったでしょうか?手取り額から家賃を逆算する方法について、ご理解いただけましたでしょうか?
自分に当てはめて家賃の額を趣味レーションしたときに「これくらいか・・・」「このくらいなら大丈夫なのか」などと、感じ方もそれぞれかと思います。
1人暮らしで最も大切な家賃設定。
1人1人生活スタイルは大きく違います。何を優先したいか、どんな家に住んで、どのように生活をしたいかなどの、自分のこだわりによって、家賃にかけられる額は変わってくるものです。
自分が納得でき、無理のない家賃設定ができたらいいですね。みなさんの新生活、1人暮らしを応援しています。