猫の爪とぎは、猫にとって大切な行為ですが、私たちにとっては壁や柱の心配が耐えないですよね。
その度に制限されていては、猫もストレスになってしまいますし、気を使いすぎる私たちにとってもストレスですよね。
猫にとって爪とぎとは、「爪の生え替わりによる爪の状態を自分で整えようとしている行為の表れ」であったり、「自分の居場所(縄張り)のマーキング」「爪とぎの際の爪への刺激を感じ、ストレスを発散している」という理由があります。
そんな爪とぎがやりたい時にできない・限られてしまうと、猫にとっても大きなストレスとなってしまうでしょう。
猫にとっても、私たちにとってもストレスなく過ごすことができるために、何か対策はあるのでしょうか?
今回はそんな壁紙で爪とぎをするのを防ぐための対策について解説していきたいと思います。
猫が壁紙で爪とぎをするときの対策は?
猫の爪とぎ対策として、市販で販売されているアイテムを使う方法が多くあります。この章では、そんなアイテムを使ってできる対策についてご紹介していきたいと思います。
①猫の爪とぎ防止のスプレーを使用する
手軽にできる爪とぎ対策として、「爪とぎ防止スプレー」というものがあります。これは、猫が苦手とする柑橘系や、お酢のような酸っぱい匂いを爪とぎをしてほしくない場所に吹きかけることで、爪とぎをそこでしないようにする、というものになります。
※猫によって、匂いを嫌う加減が違うので、嫌わない場合や、慣れていくと平気になるという可能性も考えられます。一度嗅がせてみて、嫌う匂いものもを選ぶといいでしょう。
また、匂いがきついものもあるため、しっかりと部屋を喚起したり、他の家具についてしまうことがないように注意する必要があります。家具についてしまうと、しみになってしまう恐れがあります。
②爪とぎがしやすい素材を置く
基本的に、ダンボールや、朝の紐を巻きつけたものを爪とぎでは使用されます。猫によって好みの素材があるので、買っている猫にあう素材を選んであげることが大切です。
また、猫がマーキングしやすい場所を選んで設置してあげることで、その場所が爪とぎポイントとなるため、イレギュラーなところで爪とぎをされてしまう恐れがなくなります。
普段の猫の過ごし方をよく観察して、いいポイントを見つけてあげましょう◎
③壁紙を守るカバーやシールを貼る
爪とぎの居場所を見つけてあげたとしても、その時の気分などで思わぬ変更も十分に考えられますよね。そんな時に壁に傷がついてしまった・・・となったらショックですよね。特に賃貸の壁紙には注意したいものです。
そんな時には、壁に貼り付けるシート・シールがおすすめです。猫は、爪を研ぐ振動や刺激によりストレスを発散しているので、とぎ応えのないツルツルとした壁なら、次からそのスポットで目研ぎをする可能性は低いでしょう。
表面が滑らかな、猫の爪が引っかかりにくいものを選ぶのがおすすめです。
猫の爪とぎの時のアイテム以外の方法はある?
市販のアイテム以外にも、何か簡単に取り組める爪とぎに対策はあるのでしょうか?
ここからは、一つ一つ簡単に解説していきたいと思います。
日々の中でできることもありますので、ぜひ実践してみてくださいね。
①猫の爪をこまめに切る
猫の爪を切ることにより、猫が過ごしやすくなるのに加えて、壁以外にも傷がついでしまうことを防ぐことができるでしょう。また、もし爪とぎをしてほしくない場所で爪とぎをしたとしても、軽い傷で済みます。
ここで注意が必要なのは、猫の爪の切り方です。猫の爪には、血の通っている部分があります。
その血が通っている部分を切らないように慎重に爪を切ってあげましょう。猫の爪は、肉球を優しく押すと出てきますので、ゆっくりと切るのがポイントです。
「うまくきれるか心配」「怖い」と不安な方は、動物病院に連絡して、専門の人に切ってもらうのも一つの手でしょう。その際に、爪の切り方を間近で教えてもらうこともできると思います。
②猫にとっても、爪とぎをしてもいい場所をはっきりさせる
「爪とぎの場所を決め、しつける」ということになります。猫が爪を研ぎやすい場所、いつも爪を研ぐスポットが決まっているなら、その場所をわかりやすく設定するといいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、賃貸物件の壁紙で猫が爪とぎをしてしまう際の対策について解説していきました。
簡単に始められるものから、便利なアイテムなども紹介しているので、ぜひ生活スタイルにあった対策法を見つけ、実践してみてくださいね。
万全に対策をして、猫とのストレスのないゆったりライフを楽しんでくださいね◎