賃貸アパートを探して、ようやく気に入った物件が見つかった!
嬉しいですね。
でも予定よりも家賃が高い物件だったらどうしましょう?
初期費用もそれだけ高くなるわけですよね。
せめて初期費用だけでも、できれば家賃そのものも安くしてもらえたら有難いですね。
そこで、今回は初期費用の値下げは可能か、また交渉するタイミングはいつがいいのか、そのコツをお伝え致しましょう。
賃貸契約の初期費用の値下げは可能?
不動産屋さんで出される賃貸契約の初期費用を値下げしてもらうことは可能です。
初期費用としては、次のようなものがあります。
- 敷金 1~2か月
- 礼金 1~2か月
- 前家賃 1か月+日割り家賃
- 仲介手数料 5~1か月
- 火災保険 5~2万円
- 鍵交換代金 1~2万円
家賃そのものが安くなれば、礼金敷金その他の金額も低くなるのでぜひお願いしてみる価値はあります。
繁忙期(1月~3月)は難しいですが、閑散期でしかも長い間空き部屋になっていたところは交渉しやすいし、大家さんも多少の値引きに応じてくれる可能性はあります。
礼金は大家さんへのお礼のお金で、敷金は家賃の滞納があった場合の保証金の意味合いと退去時に部屋を元通りにきれいにするための費用です。
敷金は部屋を傷めないようにきれいに使えば、退去時には返してもらえます。
大家さん次第ですが、この先かなり長く住むつもりがあるので多少割り引いてもらうように交渉することは可能です。
ただし敷金を値下げしてもらうと退去時に修繕費が不足する場合はその分を請求されることはあり得ます。
前家賃や契約日から次の月までの日割り家賃は払わなくてはなりませんが、一部フリーレントとして家賃の1~2か月分ぐらいを無料にしてくれるところもあります。
せめて日割り家賃ぐらいはフリーレントにしてもらえないか交渉するのはいいですよね。
仲介手数料は不動産屋さんへの支払いです。
これは大家さんの意向を確かめる必要がないので、閑散期なら不動産屋さんが応じてくれる可能性はあります。
火災保険料は学生さんなら学生保険に入っていれば免除されることがあります。
また自分で安い掛け金の火災保険に入ることも可能なので問い合わせてみたいところです。
鍵交換は防犯の目的で勧められますが、不動産屋さんによっては前の借家人がかなり遠方に引っ越したので無理に勧めないというところもあります。
どうしても換えなくてはならないか聞いてみるのがいいですね。
値下げ交渉のタイミングはいつがいい?
値下げ交渉は不動産屋さんで見積もりが出された時がいいです。賃貸契約を進めてからでは、もう一度契約をし直すようなことは難しいです。
見積もりを見ながら、家賃を多少なりとも下げてもらえないか、手数料を少なくしてもらえると助かります。フリーレントは無理でしょうかなどと丁寧に頼んでみるのがいいでしょう。
閑散期なら部屋を空いたままにするよりも多少の値引きをしましょうということになりやすいです。
交渉する場合は、「なにがなんでも値下げして欲しい。」というのではなく、「この物件が気に入ってぜひ住みたいが金銭的に厳しいので少しでも値下げして頂けないか。」というようにもっていくのがお勧めです。
ある人の体験談ですが、奥さんが一人で交渉に行って、「私はこの物件が気に入ったのでぜひ借りたいと思っています。
でも夫は『少しでも値下げしてもらえるなら借りてもいい。』と言っているのでお願いします。」と言って値下げをしてもらった例がありました。
まとめ
賃貸の初期費用の値下げ交渉は見積もりが出された時がいいです。
ぜひ借りたいが予算が厳しいなどの理由で丁寧に値下げをお願いしましょう。
不動産の閑散期や長く空き部屋になっていた物件ならば多少の値引きをしてもらえる可能性があります。
上手に交渉して、少しでも安い費用で賃貸契約をしたいものですね。