引っ越しって何かとめんどくさいですよね。
引っ越し自体ももちろんですが、色々と手続きをしなくてはならないのが特にめんどくさいです。
引っ越しをしたらやらなくてはならないことに住民票を移すことがありますが、これを移さずにそのままだと何が困るのでしょうか？
学生や社会人の違いも気になりますよね。
ここではそんな引っ越しでの住民票について解説をしていきます！
引っ越しで住民票を移す理由！そのままだとこんなことが困る！
引っ越しですが、し終わったら住民票は本当に移さなくはならないのでしょうか？
結論から言えば、引っ越しをしたらすぐに移すようにしましょう。
住民票の変更は14日以内と決まっているので、その間に役所に行って、しっかりと住民票の移動をするようにしましょう。
住民票を移動する理由としては以下のようなことが挙げられます。
・自治体サービスが使えない
地方自治体には様々なサービスがあります。
そしてそれらは住民を対象に行なっているものがほとんどです。
まぁ市民の税金によって運営をされているので当然ですよね。
なのでそれらのサービスを受ける際には住民であることの証明が必要なので、新しい住所での住民票が必要です。
・選挙権を行使できない
選挙権というのは住民登録されている住所に届きます。
なので住民票を移さなければ新しい住所に住民票が届くことがありません。
自分の住んでいる地域の大切な選挙に参加できないのはもったいないですよね。
・運転免許証の書き換えができない
運転免許証も同様に新住所に移ったら書き換えが必要になります。
運転免許証を書き換えする際には、新住所を証明する書類が必要になります。
大抵は住民票を持って行くことが多いですね。
住民票が移っていない状態ですと身分も証明できないですし、万が一事故を起こした際にも正当な手続きができなくなってしまいます。
・確定申告が新住所できない
自営業やふるさと納税をする方では確定申告をする必要があります。
その場合も、確定申告の手続きが旧住所になってしまうのでめんどくさいです。
税務関係の書類も旧住所に届くので漏れもできてしまいます。
このように住民票を移さないことによって良いことは何もありません。
正当な理由なく住民票を移さないでいると催促や5万円以下の罰金を支払うこともあります。
正当なサービスや住民としての義務を行使するためにも、引っ越しをしたら速やかに住民票を移すようにしましょう。
引っ越しをした後の住民票！学生はそのままでもいいの？
進学で引っ越しをする場合、中には学生で住民票を移動させないという場合もあります。
この場合は住民票を移さなくて大丈夫なのでしょうか？
結論から言えは、学生や単身赴任の場合は構いません。
・生活の拠点を移す場合
・新住所に1年以上居住する場合
住民票を移すのはこのような場合になります。
学生での引っ越しの場合はあくまでも通学のためという感じで、生活の拠点を移すとまではいきません。
なので学生が引っ越しをしても住民票を移さなくてもOKです。
筆者も学生時代は一人暮らしをしていましたが、住民票を移してはいませんでした。
ただその場合、選挙権は親と同居をしている住所に移るので選挙には行けなくなります。
また1年未満での単身赴任などの場合、社会人であっても住民票を移す必要はありません。
しかし、これらはあくまでも住民票を移す必要がないというだけであり、住民票を移すこと自体はもちろん問題がありません。
上記のようなサービスを受けたかったり、選挙に行きたい場合には、しっかり住民票を移すようにしてくださいね。
まとめ
住民票ですが、引っ越しをしたら14日以内に移すようにしましょう。
そうしないと不便なことがたくさんあります。
ただ学生の場合や1年未満での居住と分かっている場合には、住民票を移さなくてもOKです。
しかし、基本的には住民票は移すようにした方が何かと便利ですので、忘れずに行なってくださいね。
