引っ越しは大変ですね。
特に女性の一人暮らしだと全部自分でやらなくてはならないので、できるだけ効率良く、しかも力仕事を少なくしたいところです。
そこで、今回は女性の一人暮らしの場合、引っ越し用の段ボールはどのくらい用意したらいいのか、詰め方や荷解きはどうしたら良いのかそのコツを紹介します。
女性が一人で引っ越すなら段ボールをいくつ用意する?
女性の一人暮らしの場合はワンルーム、1K、1DK、1LDKぐらいの部屋が一般的ですね。
この広さに入るだけの家具や家電、生活雑貨や衣類を考えると段ボール大中小混ぜて10~15個が妥当です。
ダンボールのサイズは次のようになっています。
- Sサイズは外形3辺の合計が100センチ以下
- Mサイズは外形3辺の合計が120センチ以下
- Lサイズは外形3辺の合計が140センチ以下
引っ越し業者を頼む場合は段ボールも無料で、あるいはリサイクルの段ボールを安価で斡旋してくれますから、これを利用するのが一番経済的です。
あまりたくさんの段ボールを頼んでしまうと、後で残った場合に処理が大変になるので、ぎりぎりぐらいの量をお願いし、もし足りなかったらスーパーなどで無料の段ボールをもらってくるのがいいです。
荷造りのコツは?
ダンボールが届いたら、荷造りに取り掛かりますが、効率よく進めるには次のようなことに気を付けましょう。
・余裕を持って始める。一人で片付けるのですから、時間の余裕を持って始めましょう。できれば1か月前には取り掛かりたいですね。
・不用品を処分する。段ボールに詰める前に不用品を処分することは大事です。そうでないと詰め込みながら、これはいらないかもしれない、やっぱり持って行こうと迷ってしまって時間がかかります。
・今使っていないものを先に。これは鉄則ですね。今着ていない衣類、使っていない道具、本やCDなど詰め込んでしまっても困らないものをまず先に段ボールに入れて邪魔にならない場所に置くのがいいです。
・重いものは小さい箱に、軽いものをまとめて大きな箱に。本などの重いものを大きな箱に詰め込むと運べなくなります。ですから軽い衣類などを大きな箱に、重い本や食器は小さい箱に入れるのがコツです。
・見られたくないものは包んで入れる。衣装ケースなどはそのまま運んでくれる場合もありますが、見られたくない肌着などは風呂敷や紙袋に入れてからケースに入れましょう。
・最初に開けるものに目印をつける。引っ越し当日から使うものは赤いテープを貼るなどしてすぐに開けられるようにしておくことも大事です。
・置く場所を大まかに書いておく。引っ越し業者さんは指定がない場合は部屋の中央部に段ボールをまとめて置いていきます。それから所定の場所に動かすのは大変ですから、初めからキッチン、リビング、洗面所など置くところを指定しておくと余計な力仕事を減らすことができます。
荷解きを短時間で済ませるには?
荷造りの方は徐々に準備することができますが、荷解きの方は一気にやるのがコツです。そうでないと、ワンルームなどでは寝る場所も確保できなくなってしまうからです。その片付けのポイントは次のようになります。
・すぐに使うものから手早く片付ける。荷造りの時に目印を付けた「すぐに使うもの」の箱を一番に開けます。そして所定の場所に片付けます。空いた段ボールはたたみ、緩衝材もひとまとめにします。
・余裕があれば日常品や衣類も片付ける。全部を片付けるのは無理でもできるところまで荷解きをして、次の日につなげることも大事です。引っ越しは疲れますから、何とか寝る場所と食事をするところを確保したら、残りは翌日以降に回してもいいですね。
・不要になった段ボールをできるだけ早く取りに来てもらう。狭い部屋に段ボールや緩衝材があると歩く場所もないということにもなりかねません。
引っ越し業者は段ボールの引き取りまでやってくれることが多いですから、あらかじめ早めに取りに来てくれるように頼んでおきましょう。それでも出せなかった分は町内会のごみ収集日に合わせて早めに処分するのがいいですね。
まとめ
一人暮らしの女性の引っ越しでは10個から15個の段ボールが必要です。
引っ越し業者から無料でもらえる場合が多いですが、足りない場合はスーパーなどの無料の段ボールで補いましょう。
荷造りは早めに始め、重いものは小さな箱に、軽いものは大きな箱に入れるのがいいです。
荷解きはすぐに使うものから先に開け、段ボールもできるだけ早く取りに来てもらうのがコツです。
一人暮らしの女性なら、引っ越しは、手際よく荷造りや荷解きをしてスムーズに新生活に移行したいものです。