「1日あたり350gの野菜をとりましょう!」
「バランスよく食事をする事が大切!」
と健康のためには毎日適量の野菜を摂る事を勧められています。
しかし、健康をカバーするという前に1人暮らしの自炊はとても大変で、バランスのいい食事を毎日用意するのはとても難しいですよね。
また、外食やコンビニ弁当が続いて野菜不足が気になったり、そもそも野菜嫌いで摂取量が減ってしまう方、も多いと思います。
そんな中、野菜不足解消、補いを期待できる商品として紹介されたり、多くのメーカーから販売されているのが「野菜ジュース」。
手軽に栄養や美容成分を補給できる効果があるとされている野菜ジュースですが、今回は野菜ジュースには本当に栄養補給効果があるのか?という事について解説していきたいと思います。
野菜ジュースを飲むと野菜不足は解消できる?
結論から言うと、野菜ジュースを飲むと野菜不足を補う事はできるといえるでしょう。
野菜ジュースの特徴や効果は、
・ジュース状にすることで、飲みやすく栄養摂取ができる
・野菜の食感を感じさせるものもある
・季節限定のフレーバーなどでおいしく続けられる
今では様々なフレーバーや、あらごし食感の商品も発売され、同じ野菜ジュースのカテゴリーの中でも自分の好きなものを選び、飽きずに続けることができます。
しかしここで注意が必要な事もありますので、ここからは一つ一つ説明していきます。
1「生の野菜を食べるということの代わりにならない」
野菜ジュースを飲んでいることで、野菜を摂ることができている、と安心する方も多いと思いますが、ここで注意したいことが「生の野菜の代わりにはならない」ということです。
理由として、ジュースにするまでに加熱するという段階がありますが、加熱することにより、熱に弱い「ビタミンCや酵素」、「食物繊維」が取り除かれてしまう、という点があります。
逆に、熱に強く、加工して摂ったほうが体内での吸収がいい栄養素、「リコピン」や「βカロテン」は、野菜ジュースから摂る事ができる、ことになります。
このことから、
野菜ジュースからとりにくい「ビタミンCや酵素」、「食物繊維」は生の野菜や果物からの摂取がいいといえるでしょう。
また、「リコピン」や「βカロテン」は野菜ジュースから積極的に摂取していきたいですね。
2 糖分や塩分、カリウムなどの過剰摂取になってしまうリスクも…。
商品によっては、飲みやすくしたり、製造過程で失われてしまう香りを再現するために、食品添加物や糖分、塩分が多く加えられているものもあるようです。
パッケージを確認したり、記載されている目安量を守る事が大切です。
また、果物が多く入ると糖分が増えてしまう傾向にあるため、体型を機にする方は野菜100%のものを選ぶと◎
野菜ジュースを飲む効果的なタイミングは?
せっかくなら、より効果的に栄養を摂取するためにベストな時間に野菜ジュースを取り入れていきたいですよね。
野菜ジュースを飲むなら朝がおすすめとされています。
野菜ジュースから摂取できるリコピンなどの栄養素は朝の吸収率が高いとされているためです。
夜に飲むのは、糖分の過剰摂取につながる恐れのためおすすめしません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
・野菜ジュースを飲む上での注意点
・野菜ジュースを飲むタイミンング
について解説させていただきました。
野菜ジュースは手軽どこでも手に入れられる商品であり、野菜不足に悩む1人暮らしの方々も、取り入れ方を工夫することで栄養補給の手助けをしてくれるものであるということがわかりましたね。
野菜ジュースは、野菜の代わりではなく、食事での野菜不足を補うものとして上手に利用するとよいでしょう。