一人暮らしでは、自分のプライベートスペースは十分にあるものの、それがなかなか守られにくい場合もありますよね。
「騒音問題」で悩まされた/悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
騒音問題は、一歩間違えると大きなトラブルになってしまう場合があるため、穏便に・慎重に対応しなければなりません。
今回はそんな騒音について、どの程度で騒音になってしまう可能性があるのか、一人暮らしの部屋の防音性などについて解説していきたいと思います。
どれくらいからが騒音なのか?
結論からいうと、「騒音」と感じるのは人によって違いがあり、小さい音から気になる人もいれば、あまり気にしない人などそれぞれのため「ここから」というラインでの判断は難しいでしょう。
一度気になったらずっと気になってしまうという方も多いと思います。
隣の人の暮らしの生活音が聞こえてくるわけですから、何と無く自分の生活が休まらない気持ちも生まれてしまいそうですよね。
そこでここからは、「騒音」と感じる人が多い点をピックアップしてあげていきたいと思います。
①話し声
隣の人の話し声、友達を呼んでいるときなど声が大きい場合に聞こえてしまうことがあります。
話していることが鮮明に聞こえなくても、何かを話している、話している声が振動のように伝わってくるので気になる、という方もいるようです。
隣の人の話し声が聞こえてくると、自分の声や電話などでの話し声も聞こえてしまっているのではないかと不安に感じてしまいますよね。
②扉の開閉音
扉を閉める時の音、激しく閉めてしまった時には振動を感じたり、音が大きく聞こえる場合があります。
③テレビの音
テレビの音量、壁に近い場所にテレビが設置されている場合には、テレビの音が聞こえてしまう可能性が高いです。
音量だけではなく、時間帯も十分に気にしたい点ですね。
④楽器・ペットの音
これらは、物件によって禁止されているところも多いです。それほど、トラブルになりやすいという懸念や、建物の建てつけなどによる理由があるとのこと。
ですので、それらが禁止されている物件なら聞こえてくることはないと思いますが、特に決まりがない場合には聞こえてしまう場合があります。
⑤掃除機の音
掃除機は、掃除をしている本人でも音が大きく感じることも多いと思います。
床に機械を当てているわけですから、どうしても音が聞こえてしまうのはしょうがないことともいえます。
しかし、気をつけ方としては時間帯を考慮することが大切でしょう。深夜や早朝は迷惑となりやすいです。
⑥大人や子どもの足音
壁の薄さや、天井の厚みにより上の人の足音が聞こえてしまうことがあります。
実はこの「足音」が騒音問題・騒音トラブルの中で上位を占めているものなのです。
特に子どもの足音が気になる、という方が多いのだとか。
不規則な子どもの足音は、大人にとって生活を妨げられたり、気になりすぎてストレスになってしまうなどと、大きく影響してしまうようです。
物件の防音性をチェックして!
物件の作りから、防音性に関しては大きく違いが生まれます。
一般的に、木造よりも鉄骨造の方が音漏れや騒音リスクが低いといわれています。
部屋の壁が薄く、音が漏れやすい部屋に住んでいるとしたら、ある程度の生活音などの騒音は我慢しなければいけないことなのかもしれません。
ストレスを感じながら生活をしないためにも、物件選びから壁の薄さに関してはしっかりと確認する必要があるといえるでしょう。
驚くべきことは、建築の基準法で壁の厚さに関しての決まりはあるものの、音に耐性の基準や定めはないといいます。
それは、壁の暑さと音漏れなどの騒音問題はあまり関係ないといわれているためだとか。
大切なのは、「壁と壁の間に断熱材などの防音素材が入っているかどうか」という施工の仕方です。
ですので、騒音問題に悩まされてくない方は、物件決定の際に不動産会社の方に建設の仕方などについて詳しく聞いていくことで、住んだ結果ストレスを感じるということが少ないいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
一人暮らしの騒音トラブルについて今回は解説していきました。
騒音の種類に応じて、様々な対策が世の中にはあるほど騒音問題にはそれだけ悩んでいる人が多いということがわかります。
物件の事前チェックや、日頃の生活を少し意識し、気をつけるという行動が自分のためにも相手のためにもなるので、お互いに気持ちよく生活できるように今一度考え直して見るといいかもしれませんね。