いざ契約したい物件が決まり、準備を始めよう!と思ったはいいものの、
「入居できるまでこんなに時間がかるの?」
「行程が複雑」
と自分の想像とはるかに違うものだったという経験をした人も多いのではないでしょうか?
物件の契約から入居までは何段階もの王弟があり、スムーズに進んだとしても時間がかかってしまうことは事実です。
今回はそんな賃貸物件の契約から入居までの必要な日数や、その日数の最短・最長はどのくらいのものなのか?ということについて解説していきたいと思います。
賃貸の契約から入居までの日数はどれくらい?
賃貸の契約から入居までにかかる日数は、「退去済みの物件を申し込む場合」と「これから退去する物件を申し込む場合」とで異なります。
平均して表すと2週間半ほどといえるでしょう。
自分がどちらの物件を契約するのか、という確認がまずは必要になります。
ここからは、簡単にその2週間半の間で何が行われるのか、ということについて解説していきたいと思います。
【契約から入居までの全体像】
〈申し込み〉
①管理会社に申込書を提出します。個人情報の記入や、緊急連絡先の人の確認が行われます。
②身分証明書や収入証明書の提出
これらが揃ったら、初めて審査がスタートされます。ここの書類に不備があると、契約がスムーズに進まず遅れてしまう原因となります。書類に不備があった場合には3日以内には提出できるといいでしょう。
〈入居審査〉
借主に支払い能力があるのかを判断します。保証会社による審査と、貸主による審査の2つがあり、この審査には約3〜5日ほどかかります。
※書類の提出状況により異なる場合があります。
〈契約締結・初期費用の支払い〉
保険会社・貸主による審査が両方とも通過したら、契約開始日を決めることができます。契約開始日は、申込日から2週間ほどが一般的といわれています。
ここで、貸主の希望日(希望の期間)と合わないと早い入居を希望している貸主の場合だと契約を見送られてしまう場合もあるのだとか。
自分の希望通りに行かない可能性があることも念頭に入れておくと安心でしょう。
契約締結時に必要な書類に不備がないかをしっかりと確認し、スムーズに契約終了ができるようにしましょう。
そして、契約の締結も完了し、初期費用の支払いが済んだら契約手続きの完了・鍵の引き渡しとなります。
ここで注意が必要なのは、契約の締結が無事に終了したとしても、初期費用の支払いが遅れてしまうと鍵を受け取ることができなくなってしまいます。しっかり計画を立てて、振込期限内に支払いを済ませておきましょう。
賃貸の契約から入居までの最短・最長の日数とは?
前章でもお伝えした通り、書類の不備があったり、どこかで手続きが滞ってしまうとその日程は前後してしまいます。
一般的に賃貸物件の契約から入居までの最短は「2週間ほど」最長は「3週間前後」でしょう。
契約から入居までの日数は、できるだけ貸主も早めに済ませたいと思っている方が多いといわれています、その理由は、契約から入居までの期間が長ければ長いほど貸主の不動産経営に影響が出てしまうためです。
そのため、契約締結までのやりとりがスムーズにいかなかったり、不備が多かったりすると、信頼性も落ちてしまうことにもつながるために、打ち切りになってしまう場合もあるのだとか。
審査時には、信頼関係も大切なポイントであることもわかりますね。
しっかりと準備をして、スムーズにやりとりができるといいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
賃貸物件の契約から入居までの日数や、その最短・最長日数についての疑問は解消されましたでしょうか?
契約から入居開始まで様々な行程があり、その行程がいかに大切であるかがわかりましたね。
契約時だけではなく、入居が決まったら退去時までお互いに関係が続くことになるので、お互いに気落ちよく、トラブルにならないようしっかりと信頼度を伝えられたらいいですね。