進路が決定したら色々なことが早く進みますので、地方から出てくる学生の方などについては早めに賃貸の契約・予約をしておきたいものですよね。
すぐに埋まってしまう物件ですが、受験中の学生にとって、予約のシステムはとても嬉しいサービスですよね。
しかし、オーナー（大家さんや管理会社）の立場からすると、実際に合格前の予約のキャンセルは多いということで、困ったシステムということもいわれています。
合格した際には、そのまま契約をすればすればいいですが、もしも不合格だった場合には、契約をキャンセルすることになってしまいますが、その際のキャンセル量などは発生してしまうのでしょうか？
今回は、大学の合格前の物件予約まずできるのか？またそのデメリットや、キャンセル料について、解説していきたいと思います。
大学の合格前の賃貸予約はできるもの？デメリットはある？
まずそもそも、大学の合格前の賃貸予約はできるのでしょうか？結論からお伝えすると、「合格前の予約を受け付けている物件は少ない」です。
その大学のエリアによってなどによってもそれぞれ異なります。
また、物件によっては「キャンセル料無料」とされている物件もあります。
しかし、注意が必要なのは、これらの詳細についてです。
それは、これらのキャンセル料無料の物件は「不合格以外のキャンセルの理由を受け付けていない」ということです。
詳しく説明していくと、これらは、
「合格発表までのキャンセル料なし」
「不合格だった場合のみ、キャンセル料は無料」
「合格の場合にはキャンセルはできない」
ということになります。
「キャンセル料無料」ということを見ると、どんな状況でもキャンセルが可能であると思ってしまいますが、注意書きなどをよく見たり、確認していくことが大切です。
※物件により、内容などが異なりますので、確認することをおすすめします。
また、物件によっては、複数受験することを想定し、物件予約に考慮してくれる場合もあります。
例えば、第一志望の学校が合格した場合に、第二志望の学校付近の物件のキャンセル料は不要」などの設定がされていることがあります。
これらの受験に対して、考慮してくれる会社と契約を控えた中で受験ができると安心できますよね。
大学合格前の賃貸予約をしていた際のキャンセル料はかかる？
それでは、合格前に予約していた物件をキャンセルする場合のキャンセル料については、実際にいくらかかるのでしょうか？
一般的に、合格前に予約していた物件をキャンセルする際のキャンセル料は「家賃の1〜2ヶ月分」であるといわれています。
家賃によっては、キャンセル料として大きな額の出費となってしまうということがわかります。
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回は、大学の合格前の予約をすることはできるのか、またキャンセルすることはできるのか？という疑問や、その際のキャンセル料についての相場などについて解説していきました。
大学の1校のみの受験をする人は少ないと思いますので、複数の賃貸を予約する・検討することもあるかと思います。
キャンセル料や、予約のシステムについては、物件によって異なりますので、気に入った物件でもキャンセルをする可能性があることを考えながら、予約していけるといいですね。
焦って住みにくい物件を契約してしまったなどということは、本末転倒となってしまうでしょう。
賃貸の契約以外にも、受験も大変な時期です。準備は焦らずに、落ち着いてできると、思わぬ出費やトラブルに巻き込まれずにすむために、いいかと思います。
大学受験生の皆さんを応援しています！
