家賃は毎月の固定費の中でも大きな割合を占める出費ですよね。
賃貸物件を借りるときはできるだけ安い家賃で借りたいと誰でも思うもの。
家賃を決めるのは大家さんですが、一度決めた家賃は変更できないわけではありません。
時期によって変動することもありますし、築年数が経つにつれ安くなることもあります。
家賃がもっとも下がる時期は6月~8月と言われています。
引っ越しする時期を選べるのであれば、家賃が安い時期に引っ越したほうが断然お得です!
さらに、大家さんによっては家賃の値下げ交渉をすれば安くしてくれる場合もあります。
今回は賃貸物件を安く借りられる時期と、上手な値下げ交渉の方法について詳しくお話しますね!
引っ越しにはオンシーズンとオフシーズンがある!
引っ越しする人が多い時期を「オンシーズン」、少ない時期を「オフシーズン」と呼びます。
オンシーズンは1月~4月中旬ごろ。
この時期は就職や転職、進学などで引っ越しをする人がとても多いです。
家賃を安くしなくてもみんなが部屋を借りてくれるので、
この時期に家賃が下がることはあまりないでしょう。
オンシーズンを過ぎると徐々に引っ越しする人が減っていき、オフシーズンとなります。オフシーズンは4月下旬~8月です。
ただし、5月のゴールデンウィーク中に引っ越しを終えたいという人は多いので、もっとも引っ越しの需要が減るのは6月~8月になります。
梅雨の時期や暑い夏の時期は引っ越しを避ける人が多いからです。
この時期に大家さんが家賃を下げる可能性は高いので、賃貸を安く借りたいなら6月~8月に物件を探すのがおすすめです!
→「家賃交渉 いくら下がる タイミング」について書いた新しい記事へのリンク
賃貸を安く借りるための値下げ交渉のコツって?
就職や進学に伴う引っ越しの場合など、引っ越しの時期を選べないこともありますよね。
それでもできるだけ安く賃貸を借りたいときは、家賃の値下げ交渉をしてみましょう!
大家さんは家賃が収入源なので、空き部屋があったら早く埋めたいのです。
そのため、なかなか入居者が見つからないオフシーズンには、家賃を下げて募集をかけることもありますし、こちらの値下げ交渉にも応じてくれる可能性が高くなります。
そうは言っても、「値下げしてくだい」ってなかなか言いづらいものですよね。
私もお店などでも値切りなんてとてもできないタイプです。
でも、値下げ交渉は大家さんに直接行うこともできますが、一般的には不動産会社が間に入って行います。
直接大家さんにお願いするよりは言いやすそうですよね!
時期を選ぶ以外にも値下げ交渉にはいくつかコツがあります。
・値下げ交渉の材料を提示する
例えば、周辺の同レベルの物件より家賃が高い、空き部屋が複数ある、築年数が古い、立地が悪いなど、値下げする理由になる事実が必要です。
物件の状態や周辺環境について事前にリサーチしておくといいですね!
・誠実な入居者であることをアピールする
大切なのは、不動産会社や大家さんに「この人なら家賃を下げてでも入居してもらいたい」と思ってもらうこと。
そのためには必要書類などは不備なく用意し、上から目線ではなくあくまでも相談というかたちで、値下げしてもらえるようお願いしましょう。
大家さんのほうも経営がかかっているということを忘れずにいてくださいね。
まとめ
今回は賃貸物件を安く借りる方法についてお話しました。
たとえ数百円でも数千円でも、家賃を下げることができれば年間で考えると大きな節約効果がありますよね。
オフシーズンに引っ越しをすれば引っ越し代金も安く済む可能性があるので一石二鳥です!
値下げ交渉は必ずうまくいくとは言えませんが、意外にダメ元でやってみたら成功した人も多いみたいです。
私自身、今住んでいる賃貸物件はとても気に入っているけれど、家賃がもう少し安ければなあと前から思っていたので、今後タイミングを見て値下げ交渉も視野に入れていきたいなと思いました!