学生の頃、友達通しの会話である男子学生がこんなことを言いました。
「部屋の掃除は面倒だよね。でもあんまり汚いのは嫌だから月に1回ぐらいは掃除しているよ。」
後でそのことが話題になりました。
ある人は、「週に1回掃除をするなんてまめだね。」
でもある人は、「えっ、違うでしょ。月に1回と言ったのよ。不潔!」
私には月に1回と聞こえましたが、本当のところはどうだったのでしょうか。
そもそも男性の一人暮らしの場合、掃除はどのくらいの頻度でやっているのでしょうか。
それにかかる時間や目安も気になるところです。
ここで、一人暮らしを快適に過ごすためにおすすめの掃除頻度と時間や目安、それに裏技もご紹介致しましょう。
一人暮らしの男性の掃除頻度は?
一人暮らしの男性の掃除頻度の調査の結果は次のようになっています。
1位 週に1回
2位 毎日
3位 週に2~3回
また掃除の頻度は決めないで、汚れが目立ってきたらするという人もかなりいました。
それにしても私の友人の1か月に1回はやはり少な過ぎるということになりますね。
さらに驚くべきことには、掃除はほとんどしない、しても1年に1回ぐらいの人が1割ぐらいいるのです。
これは例外としても、お風呂やトイレ、台所などの水回りは長く放置すると不衛生になり、悪臭のもとにもなるので、やはり週に1回ぐらいは掃除をしたいところです。
汚れが目立ってきたら掃除をするというのは、効率的と思われがちですが、汚れが目立つほどになると、きれいにするのに相当の時間がかかることになり得策とは言えません。
男性が掃除にかける時間と目安、裏技は?
とはいえ、男性は学生なら勉強、社会人なら仕事が忙しいです。
早朝から出勤して深夜に帰るサラリーマンなら、週末に掃除機をかけるのが精一杯という人も多いでしょう。
そして、掃除にかける時間は1回に15分~30分の人が半分以上となっています。
「週に1回、時間にして30分以内の掃除で部屋をきれいに保つのは無理。」と考えがちですが、それに対処する裏技をご紹介しましょう。
- ミニ掃除をする
「掃除をするぞ。」と決めて掃除機やモップを握る時間は週1回、30分でもいいのです。
使うごとにミニ掃除をして汚さないようにすることが大事です。
例えば、トイレにウエットティッシュやブラシを置いて、汚れたらすぐにふき取り、ブラシをさっとかけておく、こうすれば本格的な掃除は月に1回でも大丈夫です。
お風呂場はお湯から上がるときに壁や床、浴槽にお湯をかけてさっとぬぐっておけば、カビが生えて困ることはなくなります。
キッチンだって使ったらシンクをさっと洗ってゴミを捨てておけば、シンクがヌルヌルなんていうことにはなりません。
さらに部屋の床は見えるところだけでもコロコロクリーナーや箒でゴミを取っておくと、床がざらざらで不愉快という事態は避けられます。
汚れやカビがひどくなってから、徹底的に掃除をしようとすると時間も労力も何倍もかかります。むしろ汚れの程度が軽いうちに、汚れがこびりつかないようにさっとミニ掃除をするのがポイントなのです。
- 部屋を散らかさない
部屋に物があり過ぎると掃除をしようという意気込みがなくなりますね。ある友人の部屋はいつ行ってもきれいに片付いています。コツを尋ねたら、「使った物を元のところに戻す。それだけですよ。」とのこと、ぜひ見習いたいものです。
部屋の中が片付いていれば掃除機をかけるのは簡単、床にモップをかけるのも5分で十分ですね。
まとめ
一人暮らしの男性の掃除頻度は週に1回ぐらい、時間にして30分以内です。
部屋をきれいに保つには、日ごろから自分が使ったらきれいにするミニ掃除をし、部屋を散らかさないようにするのがコツです。
最小限の時間と労力でお部屋を清潔に気持ちよく保てたらいいですね。