両親と子どもの平均的な家庭でも、引っ越しを考えることはありますね。
家族向けの賃貸住宅はたくさんありますが、まず一軒家にするかアパートを選ぶか悩むところです。
私は一家でアパート住まい2回、一軒家住まい2回、合計4回の家探しをしましたが、それぞれ良さがあり、弱点もありました。
その経験を踏まえて、これから賃貸住宅を捜す人に、後悔しない選び方をご紹介しましょう。
家族で住むならどっちが便利?賃貸の一軒家とアパートの比較
賃貸の一軒家とアパートの特徴をまとめてみました。
一軒家 | アパート | |
家賃 | 新築に近いとかなり高い | 一軒家に比べるとやや安い |
立地 | 市の中心部だとやや少ない | 中心部にも郊外にもある |
騒音や振動 | 隣の家の音や振動はあまり気にならない | 隣や上下の部屋の音や振動は伝わりやすい |
防犯 | やや不安、特に隣家と離れている場合は防犯対策が必要 | オートロックや管理人がいる場合はかなり安全 |
駐車場 | ついている場合も多く有利、駐車場代金も不要 | アパート内にある場合もあるが、別途使用料が必要 |
ガーデニングやペット | 自分の好みで十分にできる | ベランダで鉢物を育てることはできるが、ペットは禁止の場合が多い。 |
寒さ | 四方が空いていると冬は風当たりが強く、寒い傾向にある | 角部屋以外だと、隣の部屋とつながっているため、寒さはひどくない。 |
家賃が多少高くなっても構わない、自由に近所の騒音や振動に気を遣わずに趣味のガーデニングやペットの飼育をしたいなら、一軒家の方が都合が良いですね。
家賃はできるだけ抑えて、市の中心部の安全で便利なところに住みたい。隣や上下の多少の音は我慢しよう、それにガーデニングの趣味はないという家族ならばアパートがいいでしょう。
子どもが小さいときには庭で遊べるし、家の中でも気兼ねなく走り回れる一軒家はいいですね。
でもアパートなら同じ棟に年の近いお友達が住んでいて、いつでも一緒に学校に行ったり、遊んだりすることができるという利点もあります。
私は子どもたちが小学生の時にはアパートに住んでいました。アパートにいる同年代の子どもたちはよく一緒に遊びました。
親が留守の時は子どもを預かってもう、宅配便を受け取ってもらうなどお互いに助け合いの関係ができて、楽しく暮らしました。
お互いに親しくしていると子どもの足音も気にならないもので、アパートは絶対にダメということはないのです。
大まかに決めて、臨機応変に!
住む地域を決め、一軒家かアパートか一応の目安を決めてから家探しをしましょう。
地域によっては一軒家の数が少ないとか、家賃が非常に高い場合もあります。逆にアパートがあまりないという地域もあります。そんな場合には、臨機応変に対応するのがお勧めです。
私の友人はアパートに住んでいましたが、都合で引っ越すことになりました。
またアパートに住むつもりで捜しましたが、たまたま希望する地域に古い一軒家があることが分かりました。
立地は申し分なく、家賃は新しいアパートよりも安いぐらいだったのでそこに決めました。
二人暮らしには大き過ぎるぐらいですが、隣や上下の人に気兼ねをしなくて良いので気に入っているようです。
賃貸の場合にはまた引っ越すこともできるので、どうしても一軒家あるいはアパートと決めつけることなく、条件の良いところを探すのが得策です。
まとめ
賃貸の一軒家やアパートを探すなら、それぞれの特徴を踏まえて、自分のライフスタイルに合わせて選びましょう。
一軒家かアパートか大まかに決めて、具体的に良い物件があれば臨機応変に考えるのがいいですね。
一軒家かアパートか迷っている人がいたら、参考にしていただけたら嬉しいです。