アパートの火災保険の更新忘れは大丈夫?更新しないとどうなるの?

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アパートの契約は更新したものの、火災保険の更新はうっかり忘れてしまった!なんて経験はありませんか?

不動産会社によっては、アパートの契約更新時に火災保険の更新書類を送ってくれるところもあるようですが、そうではない限り火災保険のことを忘れてしまっていると、更新できないということになってしまします。

今回はそんなアパートの火災保険の更新をしない場合や、更新をしないとどうなるのか?そいうことについて解説していきたいと思います。

 

火災保険、更新しなくてもいいものなの?

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結論からいうと、更新する・しないは、契約者の自由です。

つまり、どちらでも大丈夫なのです。

しかしここで注意をしたいことが、火災保険の更新をしないと、火災などを起こしたり、巻き込まれてしまった時の補償が受けられない「無担保」な状態になってしまうのです!

火災はいつ、どこで起こるかわかりません。自分か気をつけていても、近隣の火災に巻き込まれてしまうことも十分に考えられます。

保険は、もしもの時の備えです。様々な保険がありますが、火災保険は、アパートの契約時に必須になるほど重要な保険であるといえます。

ですので、火災保険の更新は自由ですが、更新したほうがいいということになりますね。

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火災保険を更新し忘れた時のリスクは?

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火災保険の更新忘れは、リスクがとても高いといわれています。

ここでいう「リスク」とは、火災保険に入らないことで無担保な状態になったときに起こる問題を意味しています。

ここからは、具体的になんのリスクがあるのかを解説していきたいと思います。

 

①火災に巻き込まれてしまったとき

隣の家からの出火で、自分の部屋や住んでいるアパートが焼けてしまった場合。

建物だけではなく、私物や家電製品などにも被害が及びますよね。

隣の家に賠償金を請求しようとしても、残念なことに、故意による出火でなければ「失火責任法」という法的に責任を負うことはなく、請求ができないということになります。

※故意や、重過失によるものであれば可能です。

 

ここで、火災保険に入っている場合には、保険の対象に家財が入っていれば、契約時の保険の金額により保証してもらうことができるのです。

しかし、更新し忘れによる「無担保」な状態であれば、もらい火であっても、焼けてしまって失った私物などはすべて自分で買い直す必要があります。

※建物の修復費用に関しては、契約者の保険加入の状況には関係なく、大家さんが加入する火災保険での適応となるため、個人としては何も求められることはないので安心してください。

自分がいくら気をつけていても、どこから家事が起こるかなんてわかりませんよね。

万が一のために、火災保険に入っておくことは、自分の損害を増やさないという意味でも必要なことであるということがわかります。

 

②自分が火事を起こしてしまったら

普段から気をつけていても、うっかりとした火の不始末で火事を起こしてしまうという可能性もなきにしもあらずですよね。

まず建物に関しては、原状回復をして貸主に返還しなければいけないとされており、この時点で大家さんに対しての損害賠償が発生します。

こうしたリスクに備えるのが「借家人賠償責任保険」という火災保険に含まれるものであり、いくらかの保証を受けられるものの、無担保であればもちろん保険の適応は一切なくなるため、すべて自費になるでしょう。

また、この「借家人賠償責任保険」は、火災のみならず落雷や風災、雪災も保険の対象となっていることが多く、一人暮らしなら特に入っておいたほうがいい重要な保険ということができます。

私物や、家具などの損害賠償については、火災に巻き込まれてしまったときと同様に、保険の対象になっていれば保証してもらうことができますが、保険に入っていなければもちろん、受け取ることはできません。

そのため、火災を起こしてしまったときには、大家さんへの損害賠償、建物の修復、私物や家具などを全て失うこととなり、その出費ははかり知れません・・・。

 

まとめ

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いかがだったでしょうか?

うっかりと更新を忘れてしまっただけで、もし火災が起きた時の損出が大きすぎる、という事実に驚いた方も多かったのではないでしょうか?

「そんなこと起こるはずがない」と思っていても、起きてしまったときにはきっと「火災保険に入っていれば、なぜ忘れてしまったのか」と思うことでしょう。

火災保険の更新は義務ではないものの、もしもの時の損害を減らすために更新し、加入しているほうが安心、ということがわかりました。

いつどこで起こるかわからない火災。もしもの備えが大切です。

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