賃貸に新しく住む人は多いですよね。そして賃貸の場合入居審査があります。
反社会的な職業でない限り、人柄は問題ないのですが、問題は年収です。
賃貸の家賃に対してボーダーラインの年収があるので、もしかしたら年収次第では賃貸を借りられないこともあります。
ここでは、そんな賃貸の入居審査で通る必要な年収や手取り額について解説をしていきます。
賃貸の入居審査!必要な年収と手取りを紹介します!
賃貸の入居審査ですが、通るかどうか不安ですよね。しかし、実際はよほど無理をしていない限り入居審査は通ります。
安定した年収があり、その範囲内の賃貸なら大丈夫ですよ。
一般的に貸与者の審査基準としては家賃に対して36倍の年収というのがあります。
例えば、賃貸の家賃が5万円でしたら年収は180万円。
家賃が8万円でしたら288万円という感じですね。
この年収は手取りではなく額面です。
手取り年収で考えると、額面の年収に対して8割ぐらいが相当します。
なのでその年収を超えているようでしたら問題はありません。
また、もし年収での考え方はわかりにくい場合は月額給与でも考えることが可能です。
月額給与の場合、手取りに対して3分の1以下に抑えられていたら問題がありません。
例えば手取り18万円でしたら家賃は6万円になります。
手取りが22万円ほどでしたら家賃は7.3万円ぐらいがボーダーラインです。
新社会人の平均初任給としては23万円ほどになっています。そのことを考えるとそれなりの賃貸を借りることができそうですね。
ただ注意をしてもらいたいのが2年目です。
1年目の場合、住民税や所得税などが給料から天引きをされていません。
ですので1年目より2年目の方が手取り年収としては低くなることが多いです。
このことを忘れて1年目でギリギリの賃貸に借りていると、2年目からはかなりのカツカツの生活を送ることになることも。
賃貸契約の場合、カツカツでも家賃が払えていれば追い出されることはありません。
ですが、生活費の大半を家賃で占めているとそれはそれで生活が苦しくなってしまいます。
うまく家賃と年収や月給のバランスを考えて、賃貸を選ぶようにしてくださいね。
賃貸の入居審査が通らない場合!諦めるのはまだ早い!
ただどうしても住みたい賃貸があり、年収や手取りが足りなくても住みたいこともあると思います。
その場合、収入の入居審査が通らなくてもある方法を使うことによって、入居審査が通ることもあります。
続いてそんな方法を紹介していきます。
・収入が高い連帯保証人を立てる
賃貸を借りる場合、連帯保証人を立てることになります。
この時に収入が高く、入居審査に十分通る人物を立てれば入居審査が通ることがあります。
よくあるのが親の方が高収入の場合、親の年収を伝えることで入居審査が通ります。
・共働きをしている
賃貸ですがパートナーや同居人などで二人で暮らす場合、二人の収入を合算していることを伝えるようにしましょう。
そうすることで賃貸の選択の幅が一気に広がりますよ。
・貯金がある
収入が足りなくても貯金がたくさんある場合、通帳のコピーなどを見せて審査の対象にすることは可能です。
目安としては家賃の2年分ほどの貯金があれば、現時点の収入が少なくても入居審査に通ることはありますよ。
このように賃貸の入居審査が通らなくてもなんとかなる方法はあります。
ただ無理して賃貸を借りて、普段の生活がキツいということにはならないようにしてくださいね。
まとめ
賃貸を借りる際には入居審査があります。これは年収でしたら、家賃に対して36倍。
そして月の手取りでしたら3分の1以下というボーダーラインがあります。
ただ仮にこれらの入居審査の基準に届かなくても、連帯保証人や同居人などの収入を合わせることにより、審査に通ることはあります。
ぜひうまく入居審査を突破して、素敵なお部屋で楽しい毎日を過ごすようにしてくださいね。