女性が一人暮らしを始めるときは、何か怖い思いをしないか、犯罪に巻き込まれないかなど不安が多いですよね。
一人暮らしの女性が犯罪者に狙われやすいのは事実です。
ですが、自分で自分の身を守るためにできることはたくさんあります。
今回は女性の一人暮らしでの部屋の選び方と、実践するべき防犯対策について詳しく解説しますね!
安心して一人暮らしをスタートできるように、ぜひ参考にしてみてください。
女性の一人暮らしでの部屋の選び方は?
女性が安心して一人暮らしをするために、部屋選びはとても重要です。
部屋を選ぶときにチェックしておきたいポイントをご紹介します!
・防犯のための設備があるか
オートロックやTVモニター付きインターホン、防犯カメラなどがあれば居住者以外の人間が敷地内に侵入しづらくなります。
ただし、オートロックがあっても外階段や非常階段から簡単に中に入れてしまう物件もあるので、そういったところもよく確認してくださいね。
・部屋の階数は2階以上
1階の部屋はやはり侵入されやすく、犯罪の被害に遭いやすいです。
ただ、2階以上なら絶対安心というわけではないので、窓の近くに足場となるようなものや死角になる場所がないかといったことも合わせてチェックしておきましょう。
・管理人がいるかどうか
管理人がいれば、もし不審な人物が出入りしていたら居住者に注意を呼びかけたり、見回りを強化したりなど対策をとってくれます。
不審者側からしても管理人の目がある建物にわざわざ侵入しようとは思わなそうですよね。
そういった意味で抑止力にもなるかと思います。
管理人がいない物件も多いので探すのは難しいかもしれませんが、部屋を探すときに気にしてみてくださいね。
・立地や周辺環境
駅からの距離はできるだけ近いほうが、夜道を歩くことなどを考えると安心です。
ただし、繁華街がある場合などはかえって治安が悪い可能性もあるので注意してくださいね。
駅から遠い場合は、家までの道は明るくて人通りがあるかの確認が必要です。
いずれの場合も、内見をするときは昼間だけでなく夜にも足を運んでみて、実際の周辺の様子を見てみることをおすすめします。
幼稚園や小学校などがあって子どもが多い地域では、子どものために地域住民が見守りパトロールをしているなど、防犯意識が高いので一人暮らしの女性にとっても安心ですよ!
自分でできる防犯対策とは?
犯罪に遭わないためにできることは部屋選びだけではありません。
次に、一人暮らしの女性にはぜひ実践してほしい防犯対策をご紹介します!
・玄関の鍵は必ず閉める
当たり前のことのようですが、酔っぱらって帰ってきてつい施錠を忘れてしまうことや、ごみ捨てに行くだけだから、と鍵を閉めずに部屋を出てしまうことがあるようです。
実家では鍵を開けていることが多かったという人も、一人暮らしを始めたら玄関の鍵は必ず閉める習慣をつけましょう。
その上で防犯グッズの補助錠をつけるとなお安心です。
・一人暮らしだと悟られないようにする
女性の一人暮らしだということが外から見てわかってしまうと、それだけで犯罪に遭うリスクが上がります。
大切なのは女性が一人暮らしをしていることを悟られないようにすることです。
以下のことを実践してみてください。
①洗濯物は室内干しにするか、外干しの場合は男性ものの衣類も一緒に干す
②いつも同じスーパーで一人分の買い物をすることを避け、日によってお店を変える
③カーテンはシンプルな柄で部屋の中が見えにくいものを選ぶ
④表札や郵便受けは無記名にする
⑤「ただいま」「いってきます」など、部屋に誰かがいると思わせるように
一人でも声を出してみる
・インターホンが鳴ってもすぐにドアを開けない
モニターやのぞき穴で相手の顔を確認し、ドアを開けるときはまずチェーンをかけた状態で開けるようにしましょう。
・帰り道は背後に気を付ける
歩きスマホやイヤホンで音楽を聴きながら歩いているとそちらに集中してしまい、もし誰かに後をつけられていても気付くことができません。
常に背後を意識し、周りを見渡したり早歩きで帰ったりすることで「私は警戒していますよ」というアピールにもなります。
まとめ
今回は一人暮らしの女性が気を付けることについてお話しました。
こんなに色々と気を付けなければならないなんて、と
もしかしたら余計に不安に思わせてしまったかもしれません。
私自身、娘がいるので、もし娘が将来一人暮らしをすることになったら・・・と考えたら、どんなに対策したとしても親としては心配が尽きないのが正直なところです。
ただ、今回お伝えしたかったのは、防犯対策をしないと犯罪に巻き込まれるという話ではなく、できるかぎりの対策をしておけば女性の一人暮らしでも安心して楽しく生活ができます!ということです。
そういう意味では防犯対策はやりすぎなくらいやっておいてもいいと個人的には思います。
一人暮らしを始めるときには、ぜひ今回の話を思い出していただければ幸いです!