一人暮らしで一番心配なのは食事ですね。
健康のためにも、財布のためにも毎日コンビニ弁当は避けたいところです。
でも毎日買い物に行く時間はないし、料理のレパートリーも多くない!
限られた食材でも変化に富んだ食事ができたらいいな。常備食があったらなおいいかな。
そんな希望にそって、一人暮らしで備えておきたい食材や簡単な常備食の作り方をご紹介致しましょう。
いつも手元に置きたい食材は?
お料理をしようかなと思い立っても、基本的な調味料や食材がないと全部買いそろえるのは大変、「そんなら、やーめた。」となりますね。
まず自炊を始めて長続きさせるには、味噌、醤油、砂糖、塩、ソース、胡椒、コンソメ、だしなどの調味料や米、油をそろえましょう。
いつでも使えて応用範囲の広い食材も必要です。豚肉、牛肉、鶏肉、鮭などは小分けにして冷凍庫に入れておきたいです。
ツナ缶、卵、ハムなども必要です。人参、ジャガイモ、玉ねぎ、キャベツなど日持ちのする野菜も買っておきましょう。
トマト、キュウリ、レタス、ホウレンソウなどは日持ちがしないので随時買うのがいいですね。
以上のような食材があれば、カレー、肉じゃが、シチュー、野菜炒め、野菜と肉やハムのスープ煮、チャーハン、チキンライス、牛丼、親子丼、ツナサラダなどが作れます。
作り方は簡単なものばかりですから、週に1回の買い物でも、かなりバラエティーに富んだ食事が楽しめます。
人参、ジャガイモ、玉ねぎのように袋入りの食材を買っても1~2週間で使い切るなら腐らせることなく、無駄になりません。
おすすめの常備食は?
週末など時間のある時に作っておくと便利な常備食をご紹介しましょう。
肉みそ
材料
玉ねぎみじん切り1個
豚挽肉 200g
ごま油 大さじ2
調味料 砂糖 1/2カップ
赤味噌 150g
トマトケチャップ 大さじ3
醤油 大さじ3
作り方
ごま油で玉ねぎを炒める
豚挽肉を加えて炒める
調味料と水1/2カップを入れて蓋をして、汁気がなくなるまで煮詰める。
そのままご飯にかけてカレーライスのように食べてもおいしい。
炒めた野菜を混ぜておかずの一品としても良い。
温野菜(ジャガイモ、人参、大根、ブロッコリーなど)に添えてもおいしい。
残った肉みそは冷蔵庫で2~3日、冷凍庫なら2週間ぐらいは保存できます。
鶏ハム
材料 鶏むね肉1枚(350~400g)
砂糖 大さじ2
塩 小さじ2
オリーブオイル 大さじ2
胡椒 少々
水 500㏄
アルミホイル少々
作り方
鶏肉を薄く切って、砂糖、塩、オイル、胡椒の順に味付けをする
肉をくるくる巻いて棒状にしてアルミホイルに包む
さらにもう一枚のアルミホイルで包み両端をねじって止める。
水500㏄の入った鍋に鶏肉のホイル包みを入れて煮る
沸騰したら蓋をして弱火で10分ほど煮る
火を止めて20分放置して出来上がり。
アルミホイルを外して1センチぐらいに切るとそのままハムのように食べられます。
冷蔵庫で2~3日、冷凍庫なら1~2週間は保存できます。
簡単肉団子
材料 豚挽肉 600g
人参中1本
卵 1
片栗粉 1/2カップ
調味料 塩小さじ1
胡椒 少々
作り方
挽肉とすりおろした人参、卵、片栗粉と調味料を加える
材料を念入りに混ぜて3センチぐらいのボール状にする
鍋にたっぷりのお湯を沸かし、ボール状の肉を静かに入れて浮き上がったら、さらに4~5分煮て取り上げます。
油で揚げないのでとても簡単、一度にたくさん作れます。
調味料(酒大さじ4、みりん小さじ2、砂糖大さじ2、醤油大さじ2)で味付けすればつくねができます。
ウースターソースやケチャップで味付けすれば、おかずの一品、肉が足りない時にはカレーやシチューの肉代わりにもなります。またお弁当の具にもぴったりです。
冷蔵庫で2~3日、冷凍庫なら1~2週間保存可能です。
きんぴらごぼう
材料 ごぼう 2本
人参 2/3本
酒 80㏄
砂糖 大さじ 3
醤油 大さじ 3
みりん 大さじ 4
白ごま 少々
ごま油 適宜
作り方
ごぼうと人参は千切りにして水にさらす
フライパンを熱してごま油をひき、ごぼうと人参がしんなりするまで炒める
酒を入れて全体に混ぜ、砂糖と醤油を加えて味付けする。
最後に白ごまをふる
たまに食べたくなるきんぴらごぼうは一度にまとめて作るのがコツです。
冷蔵庫で5日ぐらい、冷凍庫なら2週間ぐらい保存できます。
まとめ
一人暮らしで料理をするなら、調味料や米、油を常備し、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、キャベツ、肉、魚、卵など応用のきく食材をいつも備えておきましょう。
肉みそ、鶏ハム、肉団子、きんぴらごぼうなどを一度にたくさん作って常備食にするなら、いつでも美味しい食事を楽しむことができます。
手軽に作れてバランスのとれた食事をして健康的な毎日を過ごしたいものですね。