賃貸アパートに住んでいると、いろいろなことがありますよね。
特に浄化槽がある賃貸アパートだと、部屋の排水溝の臭いが気になるということがあるかもしれません。
この部屋の排水溝の嫌な臭いですが何とかすることはできるのでしょうか？
ここでは賃貸アパートでの排水溝の臭いについて解説をしていきます。
賃貸アパートの浄化槽が原因で部屋の排水溝から嫌な臭いがすることはあるの？
賃貸アパートですが、排水溝から嫌な臭いがしたら困りますよね。
排水溝から嫌な臭いがすると気分も落ちますし、日常生活に支障がきたすレベルでしたら対策も必要になってきます。
このような部屋の排水溝からの嫌な臭いですが、浄化槽が原因になることはあるのでしょうか？
結論から言えば、あります。詳しく解説をしていきます。
まず浄化槽ですが、賃貸や家庭に取り付けられた下水処理コンテナだと思ってください。
下水管が直接下水処理施設につながっていない場合、家から発生る下水や汚水は浄化槽につながっています。
浄化槽の中身やフィルターや微生物による分解システムが構築されています。
そしてこの浄化槽で生活排水を綺麗にしてから、川などの自然界に戻されます。
この浄化槽ですが設置や点検は法律で定められているので、1年以上点検をされないということはありません。
なので部屋の排水溝から嫌な臭いが発生している場合は、浄化槽や排水管に何かしらの不具合が発生していることがあります。
この場合は大家さんの管理義務になりますから、すぐに大家さんや管理会社に連絡をするようにしましょう。
専門業者による修理や点検が行われるはずです。
正直、賃貸アパートで浄化槽や排水管に不具合がある場合、自分たちにできることはほとんどありません。
専門業者が作業をしてくれるのを待つしかないので、何か不具合があったらすぐに連絡をするようにしましょう。
賃貸アパートで排水溝からの嫌な臭いを少しでも抑える方法を紹介！
ただ賃貸アパートでの排水溝からの嫌な臭いですが、浄化槽に原因がなくともある程度は出てしまいます。
排水管の劣化や汚れが溜まっていたり使い方が悪いと、嫌な臭いがすることも多いです。
その場合ですが、少しでも嫌な臭いを抑える方法としてはどのようなものが有効なのでしょうか？
紹介をしていきます。
賃貸アパートですが、排水溝からの嫌な臭いを抑える方法には、以下のものがあります。
・定期的に水を流す
排水管ですが、奥には封水と呼ばれる水を貯める場所があります。
この封水があることで、排水管の奥の嫌な臭いや虫などの逆流を防いでいます。
ただこの封水はあくまでもただの水です。
なのでしばらく水を使っていないと蒸発してなくなってしまいます。
普段自炊などをしなくて、シンクなどの水道を全く使っていないと、封水がすでに蒸発してしまっている可能性はあります。
そうなると排水管の嫌な臭いが逆流しやすくなります。
ですので、部屋の水道は定期的に流すようにして、しっかり封水を貯めておくようにしましょう。
・防臭用キャップを使う
排水溝のキャップが古く劣化していると臭いが漏れてくるということもあります。
その場合、市販されている排水溝で防臭仕様のキャップを使うようにしましょう。
このタイプのキャップやゴムパッキンは密閉性が高く、排水溝の奥からの汚れを防いでくれます。
数百円でホームセンターで買うことができるのでぜひ準備をしておきましょう。
このように浄化槽に問題がなくても、排水溝から臭いが気になる場合はあります。
その際にはしっかりと対策をしてくださいね。
まとめ
賃貸アパートですが浄化槽が原因で排水溝からの臭いが気になるということはあります。
その場合は大家さんに連絡をして、すぐに対応してもらうようにしましょう。
また、そうでなくとも排水溝からの臭いが出ることがあります。
その場合は、定期的に水を流したり、防臭用のキャップを使うなどしましょう。
ぜひしっかりと対策をして、排水溝からの臭いを防いでくださいね。
