平和な日常の中で、誰しもの生活を脅かす「ゴキブリ」。
そんなゴキブリですが、築年数が古い物件に出やすいというイメージを持っている方が多いのではないかと思います。
築年数の古い物件は、家賃が安かったり、あまり築年数を気にしない方なら選ぶこともある物件のため、築年数が古かったとしてもできれば、ゴキブリの発生を避けたいところですよね。
そこで今回は、本当に築年数の古い物件にはゴキブリが出やすいのか？何かできる対策はあるのか？ということについて調査していきました。
ぜひ、築年数が古い物件を検討しているがゴキブリは見たくない・・・というかたは、参考にしてみてくださいね。
築年数の古い物件は、ゴキブリが出やすいって本当なの!?
結果からお話しすると、「築年数の古い物件はゴキブリが発生・侵入しやすい」という傾向があります。
果たしてそれは一体何故なのでしょうか？
その理由は、築年数が長く経過した物件は、建物の劣化も進んでいます。
その建物の劣化というのは、壁にひびが入ってしまっていたり、木材で設計されている物件なら、隙間が空いてしまったり、窓や扉が旧式で隙間が空いてしまうものであると、そのわずかな隙間からゴキブリが侵入してしまうリスクが高まることがあげられています。
ゴキブリだけではなく、虫も、どんなわずかな隙間からでも侵入することができます。
特にゴキブリなどの虫が侵入しやすいところとしては、古くなった配管であるといわれています。
しかし、一概に築年数の古い物件全てにゴキブリが出やすいかと言われると、そういうことでもありません。
それは、リノベーション・リフォームされている物件の場合になります。
リノベーション・リフォームされている物件に関しては、築年数は変わらないものの、建物の劣化に合わせて修繕されています。
古かった配管が綺麗に掃除されていたり、交換されている場合があり、それだけでもゴキブリの侵入するリスクが軽減されるでしょう。
築年数の古い物件を選ぶ際には、古い設備が修繕されているか、内見などの際に配管などのゴキブリが侵入しやすい箇所の確認をすると安心でしょう。
修繕状況に関しては、管理会社の方に聞いても教えてくれることですので、専門的なことがわからない・しっかりと知りたいという方は、聞いて確認していきましょう。
築年数の古い物件で、ゴキブリが出ないようにするためにはどんなことをすればいい？
新築や、築浅の物件に比べてゴキブリが出やすい傾向にある築年数の古い物件ですが、ゴキブリが発生・侵入しないようにする対策は十分にあります。
ここからは、その対策について解説してきますね。
①こまめに掃除をして、清潔な状態にする
ゴキブリは、ゴミや汚れがあるところを好みます。また、食べ物の食べ残しや、髪の毛などもゴキブリの餌となるでしょう。
ですので、これらが家に置いていることが少なくなるように、定期的に掃除をして部屋を清潔に保つことにより、ゴキブリが発生・侵入しにくくなるでしょう。
特に生ゴミに関しては、ゴキブリが特に好みます。発生もしやすい箇所です。ゴミ箱にはしっかりと蓋をして、シンクに食材が残らないように心がけていきましょう。
②侵入が予想される場所を塞ぐ
ゴキブリなどの虫は、どんなにわずかな隙間からでも侵入します。そのため、自分の家の隙間が空いている箇所を把握し、そこを何かで埋める必要があるでしょう。
今では、市販でパテや、テープなどが売っているため、専門的なアイテムを使って塞いでいくことで侵入を防ぐことができます。
また、エアコンや換気扇などの外と中がつながっている箇所からも十分侵入するリスクがあるため、使わないときには栓をしたり、止めていったりと開けっ放しにしないことが大切です。
空気だけでなくゴキブリなどの虫も行き来できない状況にしておきましょう。
③ゴキブリの毒餌を設置する
なかなか掃除ができない箇所や、狭いスペースなどにこの毒餌を設置することで、もし侵入してしまっても駆除できたり、繁殖を防ぐことができます。
また、ゴキブリが苦手とされているハーブやアロマを使うのも効果的でしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか？
築年数が古い物件について、ゴキブリが出やすいのか？何か対策はあるのか？
ということについて解説していきました。
事前の確認と、住んでからは清潔に保つ、ということが大切であることがわかりましたね。
築年数ももちろん影響しますが、ゴキブリが住みにくい清潔な環境を整えることにより、遭遇のリスクをぐっと抑えることができます。
綺麗に掃除をすることで、ゴキブリなどの虫を寄せ付けないという点や、毎日気持ち良く過ごすことができるという利点もあります。
無理のない程度に、住みやすい安心できる環境を整えていけるといいですね。
