賃貸借りる時の初期費用の値下げ交渉はあり?タイミングや交渉方法は?

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賃貸を借りるときの初期費用って結構高いですよね?

そんな初期費用の値下げ交渉ってできるのでしょうか?

結論から言えば、値下げ交渉はできます!

ただ、物件ごとにオーナーが違うことや仲介や管理をしている不動産会社によって値下げができたり、できなかったりします。
また、賃貸を借りる時期によっても変わってきます。

そんな情報をまとめてみました。

 

初期費用の値下げ交渉ができたりできなかったりするのはなぜ?

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初期費用が値下げできたりできなかったりするのはとても不思議ですよね。

それは不動産特有の事情が関係しています。

賃貸のアパートやマンションは、一棟ごとにオーナーがそれぞれ違います。つまり、オーナーの性格もそれぞれ違うということですね。

また、地域によって慣習もまったく違うし、空室が多いエリアや空室が少ないエリアもあります。

値下げ交渉する窓口も直接オーナーであったり、仲介をする不動産会社や建物管理をする不動産会社だったりと、それぞれ窓口が変わりますので、様々な対応になることが予想されますよね。

仮に気に入った賃貸アパートがあったとして、初期費用の値下げ交渉したとします。

上記のオーナーや不動産会社の対応、空室が多いエリアや慣習によって、すんなり応じてもらえるときもあれば、まったく応じてもらいえないこともある訳です。

つまり、初期費用の値下げ交渉は【やってみないと分からない!】ということが言えます。

ただ、それではやみくもに値下げ交渉をしてしまうことになり、相手の心証が悪くなることで借りる条件が悪くなると悪循環になるので、交渉に応じてくれやすい見分け方などがあればいいですよね!

そこで、比較的に交渉に応じてくれやすい特徴を箇条書きにしてみましたので、参考にしてみてください。

あくまで、応じてくれやすい特徴や条件ですので、絶対に〇という訳ではありません。

初期費用の値下げ交渉に応じてくれやすい賃貸物件の特徴

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・空室が複数ある

・築年数が10年以上経過している

・オーナーが自分でアパートを管理している

・空室が長期期間(3ヶ月以上)の部屋

・同じアパート内で空室が複数ある場合は、交渉に応じてくれやすいです。オーナーや管理会社も早く空室を無くしたいという心情がありますので、入居してくれるなら…という感じで交渉に応じてくれやすくなります。

また、築年数が10年以上経ってくると、アパート全体の空室率が高くなりますので、入居者を早く確保したいということで、交渉に応じてくれやすくなります。

オーナーが自分でアパートの管理をしている場合も契約者と直接やり取りをすることもあり、入居の対応をしているときに情に流されやすくなることで、交渉に応じてくれやすくなります。

前入居者が退去してから、3ヶ月以上経っている部屋も早く入居者を確保したいという心情が働くため、入居が決まるなら…ということで交渉に応じてくれやすくなります。

上記のような賃貸物件の場合には、初期費用の値下げ交渉に応じてくれやすくなります。

 

値下げ交渉しやすい初期費用の項目は何?

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どんな初期費用の項目があるかですが、

・敷金・・・・・・・・・〇
・保証金・・・・・・・・△
・礼金・・・・・・・・・△
・前家賃・・・・・・・・〇
・仲介手数料・・・・・・×
・鍵交換費用・・・・・・〇
・保証委託料・・・・・・×
・クリーニング費用・・・△

項目で、〇が交渉しやすく、△は次に交渉しやすく、×は交渉が難しいです。

初期費用の値下げ交渉しやすい項目は、敷金と前家賃と鍵交換費用です。

特に前家賃は、フリーレント1ヵ月(無料)のようなキャンペーンをしていることも多く、一時的に無料になるだけなので、オーナーからの立場から考えても家賃減額よりは、前家賃を無料にするほうがいいと判断するオーナーが多いのが現実でしょう。

敷金もオーナーの立場から考えると、預り金となり、退去したときには返金するお金になるので、預かっても預からなくても同じと判断されやすく、交渉しやすい項目となります。

鍵交換費用とは、前入居者が使用していた鍵をそのまま使うのではなく、新しい鍵に交換する費用のことです。

鍵交換費用を交渉すると、鍵交換をしないという選択になりますので、鍵が古いままで気にしないという方は、交渉して鍵交換をしないという選択肢もあります。ただ、安全面を考えるとあまりおすすめできません。

保証金、礼金、クリーニング費用の△の中でしたら、いちばん、礼金が交渉しやすいでしょう。礼金は大家にお礼として支払うお金になりますので、大家としてもただもらうだけのお金という認識があります。

保証金やクリーニング費用は、解約後の室内掃除をする費用になりますので、交渉がしにくいのが一般的です。

仲介手数料や保証委託金は、不動産会社の取り分であったり、保証委託金は連帯保証人の代わりのシステムになるため、交渉がしにくいのが一般的です。

上記は、都市圏や地方によって変わる可能性もあります。

特に地方で人口減で賃貸の空室が多いエリアになると、オーナーや不動産会社の考え方も入居最優先という考え方のところもあり、入居者に負担を少なくして入居してもらうシステムや仕組みもあるようです。

敷金礼金なし!とかゼロゼロ賃貸みたいなキャッチコピーで宣伝しているところがあれば、直接、調べたり、確認してみることでエリアの状況がわかります。

 

値下げ交渉の時期やタイミングはいつがいい?

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初期費用の値下げ交渉がしやすい時期やタイミングはあります。

時期

値下げ交渉がしやすい時期は、4月や5月、11月です。

4月や5月は、入居シーズンが1月から3月でひと段落ついた次の月になり、オーナーや不動産会社からみて、4月や5月は入居者が少ないといったイメージがあります。3月末で入居が決まらなかった部屋は、半年や1年空室になる可能性があるという心理が貸す側に働きます。

そんな時期に入居がしたいので…という交渉が入れば交渉をして受けてくれやすいというのは何となく分かりますよね。

逆に言えば、1月から3月、9月ごろは、入居者が他の月と比べて多いため、交渉を受けてもらえない可能性が高いです。

 

タイミング

値下げ交渉をするタイミングですが、部屋を探しているタイミングでいろんな部屋に対して値下げ交渉するのはあまり得策ではありません。というのが、オーナーや不動産会社も値下げ交渉しても入居が不確かだと交渉の本気度も変わってきます。

つまり、確実に初期費用の値下げを行えば、入居してもらえるというのが分かれば、交渉もしやすいですし、その交渉内容に応じてくれやすくなるということです。

交渉して敷金がなくなりました。でも入居はまだ検討中です…ということになると、不動産会社の方もオーナーからいい印象をもたれないですし、交渉の熱も違ってきますからね。

正しい流れとしては、気に入った物件があれば、内見をして入居したいという意思表示をし、入居申込書を記入する際に同時に交渉してもらうというのが一番交渉に応じてくれやすいでしょう。

賃貸値下げ交渉 タイミング

それでは何でも申込してから交渉しないと受けてもらえないのか?ということになりますが、物件探しのときに初期費用の値下げ交渉ができる物件なのか?という打診は行っておくことで入居申込時の交渉の流れもスムーズにいくと思います。

 

初期費用の値下げ交渉ってなんて言えばいい?

賃貸値下げ交渉

初期費用の値下げ交渉について、どう言えばいいか?ということですが、

いろんな言い方はあるのですが、不動産会社に行って賃貸資料を見ている段階ですと、

「この物件の中で初期費用が交渉して安くなる可能性がある物件はありますか?」と聞いてみるのがいいです。

ダイレクトになりますが、聞く担当者も分かりやすいので、できる物件とできない物件は教えて頂けると思います。

 

お部屋を見学したりして、ここに決めようかと思っている段階ですと、

「ここに決めようと思いますので、初期費用の●●を安くしてもらえる交渉をして頂けますか?」と聞いてみましょう。

このお部屋で検討しているので…みたいに変に回りくどい言い方ではなく、ハッキリとお伝えすることが交渉が上手くいくコツです。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

まとめ

賃貸のアパートやマンションを借りる時の初期費用の値下げ交渉やタイミング、具体的な交渉方法について書いてみました。

ポイントは、こうして頂ければ、このお部屋に決めようと思います!

といった、相手にも分かりやすい意思表示をすることで、初期費用の値下げ交渉の成功率も高くなります。

成功率は、オーナーや不動産会社の考え、賃貸需要の時期やタイミングなど、いろんな要素が絡み合って変わってきますが、ポイントを押えることで、成功しやすくなります。

賃貸契約する前に、いろんな打合せをしっかりと行うことで、入居後にこんなはずじゃ…となることは少なくなります。

新生活を楽しく快適に送れますように祈っています!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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