エアコンから水が・・・なんて困った経験のある方はいらっしゃいますか?
意外と、この悩みを抱えている人も多いのだといいます。
そのそも、なぜエアコンから水が漏れてしまうのでしょうか?
仕組みを知っていき、対策を知っていきたいですよね。
そこで今回は、なぜエアコンから水が漏れるのか?という疑問や、水漏れの対策について解説していきたいと思います。
賃貸のエアコンで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
賃貸物件で、なぜエアコンから水が漏れるの?
どうしてエアコンから水が漏れるのか?ということを解説する前にまず、エアコンと水の関係性についてお話しします。
エアコンはそもそも、あたたかい空気を内部に取り入れて、多コンの中で冷たい空気に変換していますよね。
この一連の流れの中で、「水」が発生しているのです。
ですので、「エアコンと水」の関係性がわかりますね。
どうしてエアコンから水が出てしまうのか?という原因を考える前に、この「水とエアコン」の関係性を知っておくとそもそもの疑問がまず解消されるかと思います。
それでは、ここからは具体的なエアコンの水漏れの原因について探っていきましょう。
①エアコンのフィルターが汚れている
エアコンのフィルターは、空気中のほこりやにおいなどの汚れを除去しながら、空気を綺麗にしてくれるという役割があります。
そのフィルターが汚れによって詰まってしまうと、エアコン内の循環が悪くなるので、設定温度以上に部屋を冷やしすぎてしまったりなどの温度調整機能が難しくなってしまうのです。
その室内の冷やしすぎや、温度調整機能が鈍くなってしまうことにより結露水が多く発生してしまい、水漏れが起きてしまう原因となるのです。
②エアコンが傾いて設置されている
エアコンの傾きには、注目しないとなかなか気づくことができないので、学研が難しく、意外な原因であると思います。
エアコンが傾いてしまっていると、結露水がドレンホースという水分が通る管からうまく排出できなくなってしまうのです。
そのことにより、水が溜まってしまい、うまく排出できなかった水がエアコンから漏れてしまうのです。
③ドレンホースに不具合が生じている
②でもお伝えした「ドレンホース」の不具合によって。水漏れしてしまっている可能性も考えられます。このドレンホースが原因となってしまうのは大きく分けて3つあります。それは、「詰まり・歪み・ホース先端の潰れ」です。
一つ一つ簡単に説明していくと、
「詰まり」・・・ドレンホース内にゴミが溜まってしまう状態のこと。
「歪み」・・・ドレンホースが途中で折り曲がってしまうことにより起こる。
「ドレンホースの先端の潰れ」・・・ドレンホースの先に何か物が置いてあったりなど、何かによってホースの先端が塞がれてしまっている状態。
これらのドレンホースの不具合によっても、エアコンから水が漏れてしまう原因となります。
④エアコン本体に不具合が生じている
エアコンは、メーカーなどにより、性能も使える年数にも違いがありますが、使用年数や、使用方法、環境などによって壊れてしまい、それにより水漏れが発生してしまっている可能性もあります。
いきなり水漏れをする場合や、異音がするなどの前兆もあるようなので、何か不自然なことがある場合には業者に連絡をしたり、エアコンの環境を見直していくといいでしょう。
エアコンの水漏れ、放っておくと壁が腐る可能性が…対処法はある?
エアコンの水漏れの主な原因は理解できましたが、それらを防ぐためには、どのようなことをしたらいいのでしょうか?
エアコンの水漏れを放って置いてしまうと、壁の内部が腐ってしまう可能性があり、退去時のクリーニング費用が莫大なものになってしまう恐れがあります。
そんなことにならないために、対策を知り、実践していきましょう。
【対策①ドレンホースの確認をする】
ゴミや汚れなどの詰まりにより発生してしまう水漏れを防ぐためには、定期的なドレンホースの確認・清掃が必要でしょう。
また、掃除・確認をする際に「曲がっていないか」「ドレンホース付近に潰してしまう重さのあるものはないか」などもしっかりと確認していきましょう。
【対策②エアコン本体の掃除をする】
フィルターの汚れも、水漏れの原因となります。そのため、エアコンの効きが悪いと感じるタイミングや、定期的に行う掃除の際にフィルターを取り外して掃除をすることをおすすめします。綺麗にもなり、効きも良くなるため、節電にもなります◎
【対策③エアコン本体の状態の確認をする】
長く使用しているエアコンであれば特に、エアコンの状態を確認して劣化などの壊れがないかを確認しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、エアコンの水漏れの原因や、対策について解説していきました。
私たちが生活する上でなくてはならないものがエアコンですよね。
もし、手の届かない場所にある、掃除や点検をしにくいということがあれば、業者の方に連絡するのも一つの手でしょう。
安全に作業できるよう、工夫してみてくださいね。