最近流行りの「オンライン内見」。皆さんはご存知でしょうか？
まず、オンライン内見を知らないという方へ簡単に説明をすると、
「オンライン内見」とは、物件に足を運ばなくても、日付・時間などの日程の予約をするだけで、不動産の方が物件の内見をオンラインで案内してくれるサービスのことをさします。
つまり、「家にいながら、物件の内見ができる」というわけです！
・忙しくて足を運ぶことができない
・対面のやりとりが苦手なので少しでも機会を減らしたい
という方は、是非利用したほうがいいとされる内見方法となっています。
しかし、オンラインで行うことで上記の方にとってはメリットにもなりますが、実際オンライン内見を行った方の中には、デメリットを感じた・失敗してしまった、という意見もあるようです。
そこで今回は、実際に足を運ばずに行うことができる「オンライン内見」についてのデメリットに着目して、解説していきたいと思います。
オンライン内見のデメリットとは？
１ 通信環境が整っていないと、スムーズに内見ができない
通信環境・回線状況により、映像が見えにくくなるほか、音声が聞こえないなどスムーズに内見ができない可能性があるようです。
また、物件が電波の入りにくい立地である場合にはなおさらこの問題が大きく影響するといえるでしょう。
２ 通信量の発生
自分の確認したい点が多ければ多いほど時間がかかり、通信料がかさんでしまうため、Wi-Fiの通信環境を整える必要があります。
３ 思ったような内見ができない
内見の導線はあくまでも「不動産の方」になります。
「もう少しじっくり見たかった」などの細かいところが見たい場合にはその分リクエストをしないといけないという手間があります。
中には言いにくいなどという理由から、見たいところが十分に見れなかった、などと後悔した、という意見もあるようです。
４ 収納の大きさ、間取りのスペースが伝わりにくい
実際に出向く内見では、自分の目で距離感や収納の奥行きなどの体感ができますが、オンライン内見ではそれらが難しいといえるでしょう。
オンラインで大きさやスペースのイメージを把握したい場合には、距離を測ってもらったり、実際に不動産の方に立ってもらったりなどをして、イメージをするという方法しかないのです。
５ 臭いのチェックができない
実際に内見をした経験のある方の中で、物件の中に入った時に独特の匂いを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
また、お風呂場やキッチンなどの水回りの臭いを確認したい方もいると思います。水回りの臭いは、その物件の管理状況を把握するための大切なポイントです。
その点において、オンラン物件では臭いまでは伝わらないので臭いのチェックは不可能ですよね。
臭いなどの感覚は人それぞれなので、物件の人に聞いたとしてもその人の主観になるので、その場の臭いを明確に伝えるのは難しいでしょう。
いかがでしょうか？
オンライン内見は自分が足を運ばなくてもいいというメリットの反面、足を運ばないから実際に体感できない、という面での支障にデメリットを感じるという意見が多くありました。
オンライン内見で失敗しないためには？
・確認したいことをリスト化しておく
オンライン内見時、不動産の方は物件の一連の流れを説明してくれますが、自分の気になる点までも十分に説明してくれるとは限りませんよね。
あらかじめ自分のチェックしたい点をまとめておき、可能であれば当日までに担当者に伝えておくことがベストです◎
事前に伝えておくことにより、自分の気になるところをしっかり説明してもらうことができるため、オンライン内見での確認が不十分で終わってしまう、というリスクがなくなるでしょう。
・気になることは遠慮なく質問する
自分の目で見て確認できないオンライン内見は、気になる点があれば質問をしたり、リクエストをすることが実際の物件にイメージにもつながります。
まとめ
いかがだったでしょうか？
オンライン内見のデメリットについての理解はできましたでしょうか？
物件の内見時に、どこを重視するのかということは人によってそれぞれ異なる点であると思います。
オンライン物件は、家にいながら内見ができる便利な方法ですが、足を運ぶ実際の内見には叶わない印象を受けます。
ただ、多くの物件が気になっていて迷っている場合などには選択肢を絞る、という意味でオンラン内見を利用するのも一つの手かもしれません。
家を借りるのも・買うのも大きな出費ですので、後悔しない選択ができるといいですね◎
