壁の薄いアパートの場合、隣人の話し声が聞こえてくることがありますよね。
時々なら我慢できますが、毎日のように続いたり、深夜遅くに声が聞こえてきたりするとどうしても気になってしまいます。
「うるさいけどいきなり隣人に注意するのは言いづらい…話し声が聞こえないようにする方法はないかな?」
「もし注意する場合はどうすればトラブルなく伝えられる?」
今回はこういった疑問にお答えすべく、隣人の話し声が聞こえにくくなる方法と、トラブルを起こさない隣人への注意の仕方について解説しますね!
隣人の話し声が聞こえないようにする方法は?
隣人の話し声がうるさいなと思ったら、まず自分でできる方法で声が聞こえてこないようにできるか、試してみましょう。
・話し声がするほうの壁際に家具や家電を置く
声は壁を通して部屋に入ってきます。
大きなタンスや本棚、テレビなどを壁際に置くことで、隣の部屋から入ってくる音を遮ってくれるので、隣人の話し声が聞こえづらくなる可能性があります。
壁際に置く場合は少し壁から離して設置するとより防音の効果が高まりますよ!
・できるだけ話し声が聞こえない場所で寝る
夜は周りが静かなこともあり、余計に隣人の話し声がよく聞こえてきて、気になって眠れないということもあるかもしれません。
そこで、夜は隣人の声が聞こえる壁からできるだけ離れた場所で眠るようにしましょう。
ワンルームの場合は、話し声が聞こえる壁の反対側にベッドや布団を置く、2部屋以上ある場合は一番話し声が聞こえにくい部屋を寝室とする、などの対策をとってみてください。
それでもうるさかったらどうする?
上記の方法を試しても変わらず隣人の話し声が聞こえるとか、間取りの問題で家具や寝る場所を移動できないといった場合もあると思います。
引っ越しすることができればそれが1番いいのですが、そう簡単にはできませんよね。
そうなるとやはり隣人に注意を促すしかありません。
ですが、話し声を注意したことで何かトラブルに発展したらどうしようと不安になりますよね。
ここでは、できるだけ穏便に隣人に注意を促す方法をご紹介します。
・管理会社から注意してもらう
実際に隣人の話し声に悩まされていた方の多くが、管理会社から隣人に注意をしてもらったようです。
こちらとしても本人に直接言うより言いやすいですし、相手も管理会社から注意されたほうが聞き入れる気になりそうですよね。
管理会社から注意してもらう際のポイントとしては、話し声で困っている状況をできるだけ細かく伝えるということです。
ただ単に「隣人がうるさいから注意してください!」とお願いするより、話し声がする時間帯や頻度、声のボリューム、いつごろから続いているかなど、
詳細を話したほうが、どれほど困っているかが伝わり、信ぴょう性がありますよね。
これらのメモをとっておくのも一つの手だと思います。
ただしこの内容は管理会社に伝えるべきことであって、隣人本人には伝える必要はありません。
誰でも自分の話し声について詳しくメモで残されていたら、いい気分ではありませんからね。
・自分で隣人に注意する
自分で注意する場合に大切なことは、感情的にならないことです。
話し声がうるさい隣人は、自分の声が隣の部屋に聞こえていることに気付いていない場合も多いのです。
そのため、冷静かつ丁寧に
「もう少し話し声に気をつけていただけると助かります」
と伝えれば、相手も素直に受け入れてくれて解決する可能性もあります。
直接だとうまく伝えられないという場合は、郵便ポストにメモを入れておくのもいいかもしれません。
この場合も丁寧な言葉づかいを心がけましょう。
感情的になったり、クレームを言うぞ、という態度をとったりしないことが、隣人とのトラブルを起こさないコツです。
まとめ
隣人の話し声がうるさいのは、ときに生活に支障をきたすほどの悩ましい問題ですよね。
ですが、誰でもできるだけトラブルは避けたいもの。
まずは自分でできる対処法を試してみて、それでもなお解決できない場合には、話し声が聞こえて困っているということを隣人に穏便に伝えられるよう工夫してみてくださいね。