賃貸での一軒家の暮らしについて、興味があったり、賃貸の選択があるなら、購入よりも賃貸の方がいいの?という疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?
最近ますます増えてきている一軒家の賃貸。
ここで気になるのが、一軒家の賃貸を借りる場合のメリット、デメリットですよね。
先に話しておくと、一軒家を借りて暮らす場合には、購入して暮らす場合とは違うメリットやデメリットが生まれてきます。
購入した物件の方が自由で、借りる賃貸の方が何かしらの制限があるなどということは皆さんも想像できるのではないかと思います。
今回は、そんな一軒家の賃貸について、以下の2つのテーマに沿って徹底解説していきたいと思います。
①一軒家物件の購入より、借りることのメリット・デメリット
②アパートやマンションと、一軒家を比べた時のメリット・デメリット
一軒家の物件を借りようと検討している方、迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
一軒家の賃貸と、購入を比べる場合のメリット・デメリット
〈メリット〉
①引越しやすい
②初期費用が安い
③固定資産税がない
④経年劣化の修繕費が安く済む
⑤災害によって生まれるリスクが少ない
①引越ししやすい
一軒家の賃貸を利用する大きなメリットとしてはこの「引越しのしやすさ」が群を抜いて多いようです。
住んでみて、何か不具合があった時や、トラブルが起きてしまった、などの困ったことが起きた時にすぐに引越しができ、問題が解決できるという利点があります。
購入だと、すぐに引っ越すことは難しいですよね。
②初期費用が安い
一軒家の賃貸を借りる時の初期費用として、家賃の4—5ヶ月分ほどかかるといわれていますが、購入だと住宅の種類などによる差はあるものの、頭金の1—2割ほどといわれているためおよそ500万円前後だといわれています。
よって、賃貸・購入の場合で数百万円の差があるということがわかります。
③固定資産税がない
一軒家を借りる時には、その建物の所有は大家さんです。そのため、固定資産税は大家さんが支払うことになるので、個人では払わなくてもいいということになります。
しかし購入の場合には、建物の所有が個人になるために、固定資産税を払う必要がありますよね。
④経年劣化の修繕費が安く済む
一軒家の賃貸から退去する時に、設備の劣化が激しい場合には修繕費を支払うことになりますが、購入の場合よりかは安く済むでしょう。
購入の場合だと、劣化した設備だけではなく、ものの破損の際にも自分で業者の手配から行う必要があり、それに伴って料金もさらに加算されてしまいます。
⑤災害によって生まれるリスクが少ない
賃貸物件の場合、災害時の破損した修繕費は故意・過失などの理由がない限りは基本的に大家さんが支払います。
ですので、個人での支払いは不要ということになるのです。
購入の場合は、持ち家になるのでもちろん修繕費は全額負担となります。火災保険などの保険に加入して入れば額は下がりますが、賃貸に比べては高い金額となるでしょう。
〈デメリット〉
①自分の資産にはならない
②済む年数により購入時よりも金額が上回る可能性がある
③設備を自由に使えない(ものの付け外し、DIYなど)
①自分の資産にはならない
賃貸は、いくら家賃を払い続けても自分の資産にはなりません。
購入の場合には、物件とその土地が資産として残ります。また、その物件を誰かにかして収入を得たり、自分の子どもに資産として受け渡すことも可能でしょう。
②住む年数により購入時よりも金額が上回る可能性がある
購入の場合、完済することができれはそれ以上のお金を支払わなくてもいいですよね。
賃貸で30年以上住む場合は、購入の場合の金額を上回る可能性があるとされています。
※それぞれの金額によって異なります。
③設備を自由に使えない(ものの取り外しや、DIYなど)
賃貸物件の所有者は大家さんであるとメリットの章でお伝えしましたが、そのために家の設備に手を加えたり、壁に穴を開けるなどの自由には制限がかかります。
やってもいいとされているところでも、退去時に原状回復としての修繕費が多くなってしまう恐れがあります。
購入の物件ならば、自分の持ち家ということになるので、その分自由に使用できますよね。
一軒家とアパートやマンションを比べる場合のメリット・デメリット
購入か、賃貸かについてのメリット・デメリットについてはわかりましたね。
ここからは、マンションやアパートと、一軒家の賃貸を比べた時のメリット・デメリットをピックアップしていきたいと思います。
〈メリット〉
①騒音問題を気にしなくてよくなる
②収納スペースが多い
③庭やテラス、駐車場がある
④物件の決まりが無く、生活しやすい(ゴミ出しのルールや、共同スペースの利用の仕方など)
これらは、賃貸と購入の時との理由とは違い、「住みやすさ・便利さ」がポイントとなってくると思います。
やはり一軒家は、自分やその家族しか住んでいないために、広々としていてゆったりとした空間が確保できたり、庭やテラスがついている物件ならガーデニングやアウトドアまでできてしまいます。
家族にとって一軒家は、特に住みやすいですよね。
〈デメリット〉
①防犯性にかける
②家賃が高い
今ではマンションやアパートの防犯設備が強化されている印象を受けますが、一軒家だとホームセキュリティのサービスに加入しなければなりません。
また、防犯カメラなども必要に応じて揃えないといけないために、購入したり、という手間や出費が生じます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
住む人数、生活スタイルによって一軒家かマンション・アパートかを選ぶ選択肢はそれぞれであると思います。
やはり、それぞれにメリットやデメリットは必ず生じるため、自分の生活やニーズにあった選び方ができるといいですね◎